外国学校と子どもたちの未来を探るウェビナー
6月28日(土)、光JSが主催するウェビナー『外国(人)学校と子どもたちのみらい』の第3回が開催される。これは、外国の背景を持つ子どもたちが直面する教育の選択肢やその後のキャリアパスについて議論する貴重な場だ。
ウェビナーの背景
このウェビナーでは、外国籍の生徒がどのように教育を受け、社会へと羽ばたいているのかを知るための機会が提供される。5月24日に開催された第2回では、ブラジルの教育機関を卒業した三宅エベルトンさんがゲストスピーカーとして参加し、自身の経験を基にしたお話をされ、多くの参加者が共感や質問を寄せていた。その姿から、当事者の声がもたらす力を再認識した人々も多かったことでしょう。
第3回の講師、原丹野カウアンネさん
次回のウェビナーでは、再びブラジル人学校の卒業生である原丹野カウアンネさんが講師を務める。カウアンネさんはブラジル生まれで、4歳の頃に日本に移住。彼女は小中高校と日本の公立学校とブラジル人学校の両方で学んだ経験を持ち、それに伴う様々な悩みや葛藤を乗り越え、自身の進路を強く切り開いている。
ウェビナーでは、彼女のストーリーをインタビュー形式で伺い、その中で参加者が知りたいことに応じた質問時間も設けられている。この機会に、カウアンネさんの実体験に触れ、彼女がどのようにして自らの未来を見つけていったのかを知る貴重な体験ができるだろう。
参加費と配信方法
参加費は無料で、オンラインプラットフォームZoomを使用して行われるため、自宅から気軽に参加できる。さらに、後日アーカイブ配信も行われる予定なので、リアルタイムで参加できない方でも安心だ。また、参加者からの寄付を受け付けており、それによって外国ルーツの子どもたちへの支援活動に活用されるという社会貢献も行っている。
申し込み方法
参加希望の方は、特設サイトから申し込みを行うことができる。特設サイトには参加方法や寄付の詳細情報も記載されているので、ぜひ目を通してみてほしい。
光JSのウェビナーが提供するこの機会を利用し、外国学校での教育について、そしてそれに伴う様々な経験や課題に触れることで、今後の社会における多様性や未来に対する考えを深めていこう。