三菱地所が開発する新たな都市型レジデンス「Fullea」
三菱地所株式会社は、都市型レジデンスシリーズ「Fullea」に、同社のスマートホームサービス「HOMETACT」とDXYZの顔認証プラットフォーム「FreeiD」を導入することを発表しました。この取り組みは、居住者の満足度を高め、快適なライフスタイルを提供することを目的としています。
「Fullea」の魅力
「Fullea」という名前は、「Full(英語で『いっぱい』)」と「Lea(ハワイ語で『喜び・幸福』)」という言葉が組み合わさり、「喜びでいっぱいになる居室」というコンセプトを持っています。この都市型レジデンスは、特に居住ニーズの高い都心エリアに焦点を当てて開発されており、快適性や立地にこだわりながら、ライフスタイルの多様化に対応した住空間を提供しています。エイペストが手がける「Fullea」は、業界でも先駆けてスマートホーム機器を標準採用し、快適な暮らしを実現してきました。
スマートテクノロジーの導入
このたびの標準採用は、「Fullea」シリーズにさらなる価値をもたらすことを目的としており、入居者の満足度や継続入居意向の向上を図るために行われました。「HOMETACT」と「FreeiD」の組み合わせは、住民の利便性を高め、安全性と快適さを両立させる取り組みとして大歓迎されています。
具体的には、世田谷や新宿、白金台、芝、両国など、計8物件での導入が予定されています。スマートロックやエアコン、照明などのIoT機器を一元管理できる「HOMETACT」は、専用アプリやスマートスピーカーを通じて操作することが可能です。これにより、住民は生活環境を簡単にカスタマイズできるようになります。
「HOMETACT」について
「HOMETACT」は、2021年11月よりサービスを開始した三菱地所の総合スマートホームサービスで、多様なIoT機器との連携によって新しい顧客体験を提供しています。日本の住環境に適した設計が施されており、広範な商品やサービスと連携することで、より価値あるサービスを追求しています。2023年6月には、MM総研大賞の「スマートホーム分野」で最優秀賞を受賞しました。
顔認証でさらに便利な暮らし
DXYZが手掛ける「FreeiD」は、顔を一度登録するだけで様々な行動を簡単に行える顔認証プラットフォームです。鍵や財布を持たずに生活できる「オール顔認証マンション」を提供しており、エントランスやエレベーターなども顔認証で利用可能です。このシステムにより、入居者は鍵を使わずに暮らすことができる新しい生活様式が実現します。
充実の住環境
「Fullea」シリーズでは、各戸玄関にも「FreeiD」が採用され、その中には柔軟な解錠方法を支えるスマートロック「OPELO」が導入されています。これにより、住民は鍵を探す手間が省け、よりスムーズな生活が可能になります。また、IoT設備として、「スマートスイッチ」や「エアコン」も標準装備されており、住居内の機器を一元的に管理することができるのも大きな魅力です。
入居者は面倒な設定を行うことなく、すぐにスマートライフを楽しむことができます。そして、ロボット掃除機や音響スピーカー、スマート照明などお手持ちの機器とも連携でき、自分の好みに合わせた快適な生活空間を手軽に創り出せるのです。
まとめ
三菱地所の「Fullea」に、なぜ今「HOMETACT」と「FreeiD」が採用されたのか、それは未来の暮らし方を見据えた画期的な取り組みだからです。快適で便利な住環境は、これからの都市生活の新しいスタンダードになるかもしれません。ぜひ、「Fullea」に注目して、その進化を見守りましょう。