eラーニングシステム「learningBOX」が医療系資格支援でW受賞!大学との連携で学びの質向上へ
兵庫県たつの市のスタートアップ企業learningBOX株式会社が開発・運営するeラーニングシステム「learningBOX」が、鈴鹿医療科学大学との医療系資格合格を支援する産学連携プロジェクトで、一般社団法人オンライン教育産業協会が主催する第21回日本e-Learning大賞「医療系eラーニング全国交流会会長賞」と、一般社団法人 日本1EdTech協会が主催する1EdTech Japan賞「優秀賞」のW受賞を果たしました。
このプロジェクトは、少子化や人手不足、教育費の高騰、受験生の確保に向けた競争激化など、医療系資格を取り巻く環境が抱える課題を解決するため、鈴鹿医療科学大学とlearningBOXが共同で立ち上げたものです。従来の学内に閉じられた学習環境では、外部連携や協働が難しいという課題がありました。また、新たな学習環境としてシステム導入する場合、既成教材コンテンツとセットでの導入が一般的であり、各大学の独自性や主体性を反映させることが困難でした。
この課題を解決するため、本プロジェクトでは、医療系国家試験の過去問をeラーニングシステムに掲載し、教材の充実を図るとともに、臨床工学技士をはじめとする医療系資格合格を支援することを目指しています。大学間での共創を促進し、学ぶ人や医療に関わる人々を支援するコミュニティーの構築を目指しており、医療系国家試験の受験生が、より質の高い学習環境で自発的に学び、試験に合格するためのサポートを提供します。
大学との連携による共創と学びの質向上
今回の受賞は、大学と企業が連携し、医療系資格の学習環境を革新的に改善した取り組みが評価された結果と言えるでしょう。従来の学習環境では、大学独自性の発揮や情報共有が困難でしたが、learningBOXのシステム導入によって、大学間での共創が促進され、学びの場が拡大しました。
さらに、learningBOXは、学生が効率的に学習できる環境の検討を進めており、学生の学習効率向上と試験合格率の向上に貢献することが期待されています。
今後の展望
learningBOXは、今回の受賞を機に、鈴鹿医療科学大学との産学連携プロジェクトをさらに発展させ、多くの大学や教育機関との連携を強化していく予定です。医療系国家試験の受験生を支援するためのeラーニングシステムの普及を進め、社会全体の「学習の質」向上に貢献することを目指しています。
learningBOXについて
learningBOX株式会社は、使いやすさと価格にこだわった学習管理システム「learningBOX」を開発・運営しています。誰でも無料で使えるクイズ・問題作成ツール「QuizGenerator」や、テキストから簡単に作れる Web上の暗記カード「CardGenerator」なども提供しており、あらゆる学びをサポートしています。
learningBOXは、EdTechのチカラで学びの機会を世界中の人へ届け、教育の革新に貢献していきます。