建築業界のAI活用
2026-06-18 09:26:45

建築業界におけるAI活用の最前線、150人が集結した第4回研究会

建築業界におけるAI活用の最前線



2026年6月2日、東京八重洲で開催された第4回建築AI経営研究会には、150名が参加し、AIエージェントの活用についての実践事例を学びました。主催したのは、静岡県浜松市の株式会社LIFEFUNDで、今回初めてオンラインとのハイブリッド形式で行われました。この研究会では、AIをどのように経営判断や現場業務に組み込むかが重要なテーマとして取り上げられ、参加者から高い評価を得ました。

AIエージェントの活用



研究会の中では、LIFEFUNDの社内でのAIエージェント活用術や、EXCEED GROUPによる粗利管理データの分析事例、さらにはAI積算ワークショップが実施されました。事前に行われた参加者アンケートでは、総合満足度が4.21/5という高評価を得ており、特に白都代表の講座では4.65/5という結果を残しました。

これからの建築業界では、AIを単なるツールとして使うのではなく、社内のデータや業務ルールと結びつけ、効率的に業務を遂行する仕組みを作ることが求められています。実際、建設業界においては人手不足が深刻化しており、AIの活用が急務となっています。

業務改革の重要性



調査によると、2025年度には441件の人手不足倒産が発生しており、建設業がその25.4%を占めるという現状があります。こうした中で、AIの採用状況を調査したところ、業界では34.8%の従事者が日常業務でAIを活用している一方で、約47.3%は使用予定がないと回答しています。このことからも、AIをどう活用していくかが重要な課題です。

第一講座の内容



白都氏は「AIを単なるツールとして使った段階ではもはや時代遅れ」とし、AIを経営の中核として活用する必要性を強調しました。また、AI活用の成熟度についても、5段階のモデルを示しています。具体的には、個人利用から社内の標準化、自社データ統合、さらにAIエージェントとの協働へと進化させるプロセスを提唱しました。

社内に蓄積された「コンテキスト」—企業独自の情報や慣習を体系化し、それをAIに学習させることが、成果を上げるカギだと白都氏は言います。「コンテキストのないAIは、会社を知らない新人のようなものです」とのこと。

経営者と一般の参加者への示唆



特に経営者に向けては、AIの導入がコスト削減だけでなく、業務の効率化や生産性の向上に繋がることを示唆しました。AIによって業務の分解と効率化が実現されると、施工管理に注力できる環境が整うとのことです。一般参加者にとっても、AIを活用した業務の効率化は魅力的な提案となります。

第二講座とその成果



第2講座では株式会社EXCEED GROUPの代表が参加し、AIによる収益構造の分析について述べました。140件のデータをAIで横断的に分析した結果、40%の案件で利益との乖離が見え、業務の承認フローや発注経路の分散、不足していた全社横断的な視点について課題提起されました。これは他の企業でも内在する問題であり、AIを利用することでこれらの点を明確にしていく重要性が説明されました。

関連イベントと今後の展望



最後に、次回の第5回研究会についても触れ、AIを協力業者にどう浸透させるかをテーマに議論が行われる予定です。今回の研究会を受け、建築業界におけるAIの役割がますます大きくなっていることが伺えます。参加者たちは今後の発展に期待を寄せています。


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会社情報

会社名
株式会社LIFEFUND
住所
浜松市中央区鴨江三丁目70番23号
電話番号
053-488-8910

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