日鉄物産の熱中症対策
2024-07-03 09:22:52

日鉄物産システム建築、熱中症対策強化で安全な職場環境構築!

日鉄物産システム建築、建設現場の熱中症対策強化で安全な職場環境を構築!



建設現場における熱中症対策は、労働者の安全確保において非常に重要です。システム建築の専業メーカーである日鉄物産システム建築株式会社は、すべての建設現場において熱中症予防対策を強化し、2022年度から熱中症発生ゼロを継続しています。

近年、日本の夏はますます暑さを増し、建設現場は特に熱中症のリスクが高い環境です。日鉄物産システム建築では、現場の安全管理を徹底し、従業員の健康と安全を守るために、多角的な対策を講じています。

暑さ指数に基づいた作業時間管理



現場担当者は、作業開始前と休憩時に携帯用熱中症計を用いてWBGT値(暑さ指数)を計測しています。WBGT値が30℃を超えると熱中症発生のリスクが高まることから、30℃を超えた場合は「45分作業・15分休憩サイクル」に切り替えます。このサイクルにより、作業員は涼しい場所で十分な休憩時間を確保できるため、熱中症発症を予防することができます。

水分・塩分補給の徹底



熱中症予防には、適切な水分・塩分の摂取が不可欠です。日鉄物産システム建築では、休憩所にドリンク類(水、お茶、スポーツ飲料など)と塩タブレットを常備し、作業員に支給しています。また、熱中症の応急処置に備えて、体を急速冷却させるための氷やアイスパックも常備しています。

熱中症応急処置フローチャートの掲示



熱中症を疑う症状が発生した場合の対応方法をフローチャートにまとめ、ポスターサイズで現場に掲示しています。万が一、熱中症の症状が見られた場合は、ためらわずに救急車を呼ぶよう呼びかけています。

チェックシートを活用した体調確認



日鉄物産システム建築では、「熱中症予防対策チェックシート」を用いて、午前・午後の1日2回のタイミングで作業員全員の健康状態と休憩状況を確認しています。体調不良者がいる場合は、すぐに声をかけ、状態を確認し、必要に応じて休ませるなどの対応をしています。

装備品の充実



建設現場では、安全衛生上から長袖の作業服やヘルメット、安全チョッキを着用するため、通気性が劣る服装になりがちです。日鉄物産システム建築では、通気性の良い服装を推奨し、直射日光から首を守るためのネックカバーや、快適な温度を維持する空調服の導入を推奨しています。

安全衛生方針



日鉄物産システム建築の安全衛生方針には、「安全管理活動の目的は、作業現場でのひとつひとつの作業を安全にそして確実に実施し、そこで働くすべての人々が怪我なく1日の仕事を終え、無事に家に帰ることです。」という一文があります。同社は、社員を含め、現場で作業をする全員の安全・安心を守ることを常に念頭に置いて安全管理活動を実施しています。

熱中症対策の重要性



建設現場における熱中症対策は、労働者の安全確保だけでなく、企業の生産性向上にもつながります。日鉄物産システム建築は、今後も熱中症予防対策を強化し、安全で快適な職場環境づくりに取り組んでいくことを表明しています。


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