ジャンク飯とミステリーが融合した新感覚小説が登場!

ジャンク飯×ミステリ×推し活の新たな楽しみ

10月29日（火）、新潮文庫nexより、人気著者・森晶麿による新作小説『名探偵の顔が良い天草茅夢のジャンクな事件簿』が発売されます。この作品は、ジャンク飯とミステリーが見事に融合した、まったく新しいエンターテインメントです。

主人公は、炭水化物や油分がたっぷりの料理、いわゆるジャンク飯に夢中な女性・潤子。日常生活でのストレスやプレッシャーから解放される瞬間を求めて、彼女はジャンク飯を求めて食べ歩く日々を送っています。

不可解な殺人事件

ある日、潤子は職場で不可解な殺人事件に巻き込まれてしまいます。事件の詳細を聞かれ、ほとんど何も分からないまま事情聴取を受け、うんざりして帰宅した彼女は、いつものジャンク飯を求めて食事の時間を楽しみにしています。そこで出会ったのが、愛する推しであり、まさに神のよう存在の天草茅夢です。

偶然の出会いから生まれるコンビ

ジャンク飯の魅力に取りつかれた潤子は、思わず天草との偶然の出会いに興奮します。彼との会話の中でジャンク飯への情熱を語り合い、意気投合した二人は、事件のことを打ち明けると、天草は瞳を輝かせ推理を始めます。彼の推理力は卓越しており、外見も申し分なく、潤子にとって彼はまさに総合的な魅力を持つパートナーです。

グルメと推理の掛け算

この物語は、グルメはB級、推理はA級、そして推しへの愛はSS級と、ジャンルがぎゅっと詰まっています。森晶麿の独特な文体は、各要素を見事に組み合わせ、読者を引き込む力があります。

著者は1979年に静岡県に生まれ、2011年には『黒猫の遊歩あるいは美学講義』でアガサ・クリスティー賞を受賞されています。これまでにも「黒猫シリーズ」や「探偵シリーズ」、「偽恋愛小説家シリーズ」など多くの著書を執筆しています。