尿がん検査「マイシグナル」が1,500軒を突破
Craif株式会社が提供する尿がん検査「マイシグナル」が、導入医療機関数で1,500軒を超えたというニュースが届きました。これは、2025年4月に1,000軒と発表された以来、8月14日時点での素晴らしい進展です。
未来を見据えた取り組み
Craifは「人々が天寿を全うする社会の実現」というミッションを掲げ、今後もがん治療の最適化に向けた新たな施策を積極的に推進していく意向です。尿がん検査「マイシグナル」は、2022年2月にサービスを開始し、以来全国の総合病院やクリニック、健診施設などで広がりを見せています。今では全国47都道府県に導入されており、利用方法も多岐にわたります。
具体的な利用方法
「マイシグナル」は、人間ドックや巡回健診、企業健診などでの活用が進んでおり、検査の手軽さゆえに多くの医療機関で採用されています。また、医療機関向けホームページもリニューアルされ、導入事例などが順次公開されています。
医療機関向けHPはこちら
検査導入の背景と意義
Craifは地理的な制約により検診率が低い地域においても、疾患の早期発見・早期治療を実現しようとしています。そのために、行政や大学と連携し、具体的なプロジェクトを行っています。実際に「マイシグナル」を通じてステージ0の肺がんが発見される事例もあり、その効果が着実に表れています。導入医療機関では以下のような理由から支持をいただいています。
- - 検診率向上の取り組み
- - 実績としてのステージ0の肺がん発見
- - 性能に関するエビデンスの評価
- - 特別な設備や人材を必要としない手軽さ
医療機関の声
導入いただいている医療機関からは、「実用化の早さや手軽さ、がん種ごとに結果がわかるという点が決め手となった」という声が多く上がっています。特に、リスクが高い部位を特定できることで、病院側でも次のステップを具体的に判断できるとのこと。
中日病院健診センターの見解はこちら。
さらに、他のがんリスク検査と比べて検査精度のエビデンスがしっかりしているという意見もあり、痛みを伴う検査を避けたい方にとって、尿検査という非侵襲的な方法が魅力的に映るようです。
丸茂レディースクリニックの見解はこちら。
Craif株式会社のビジョン
Craifは、がんの超早期発見や早期治療を可能にする革新的な検査を開発することに注力しているバイオAIスタートアップです。2024年3月現在、同社は1億円の資本金で、がん領域での疾患早期発見や個別化医療の実現に向けて、研究や開発を行っています。具体的には、独自の「NANO IP®︎」とAI技術を組み合わせた解析技術により、体液から様々なバイオマーカーを高精度に検出するシステムを確立しています。
「マイシグナルシリーズ」について
「マイシグナルシリーズ」は、ユーザーにとって負担が少ないがんリスク検査を提供することを目的としています。このシリーズには、尿や唾液を利用した各種検査が含まれており、自身の体質的なリスクを知り、日々の健康管理に役立てることが可能です。がんの早期発見を支援するための包括的なアプローチが特徴です。
詳細は以下のリンクからご覧いただけます。
「マイシグナルシリーズ」は医療機器ではありません。それにより得られた情報は統計的に計算されたリスクを示すもので、診断と同等の信頼性を持つものではありません。
会社概要
- - 社名:Craif株式会社(クライフ)
- - 代表者:小野瀬 隆一
- - 設立:2018年5月
- - 資本金:1億円(2024年3月1日現在)
- - 事業内容:がん領域に特化した疾患の早期発見や個別化医療に向けた検査の研究・開発
- - 本社所在地:東京都新宿区新小川町8-30 THE PORTAL iidabashi B1F
- - 公式サイト:Craif Inc.