新潟県・上越エリアでの新しい観光体験
えちごトキめき鉄道とWILLER ACROSSが協力し、新潟県上越エリアの観光振興を目指した新たな取り組みを発表しました。2025年6月2日(月)から、観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」が予約サイト「WILLER TRAVEL」で多言語販売を開始します。この商品は、日本語、英語、繁体字、簡体字に対応し、インバウンド観光客へのアプローチを強化するものです。
「雪月花」は、北陸新幹線が接続する上越妙高駅と糸魚川駅を発着し、上越市、妙高市、糸魚川市を巡る観光列車です。「all made in NIIGATA」をモットーに製造された、この列車は、広々とした窓から素晴らしい絶景を楽しめるのが特徴です。日本海の美しい海岸線や、雄大な妙高山の景色を堪能することができます。さらに、地域の新鮮な食材を使用した季節ごとの食事もお楽しみいただけ、五感を満たす贅沢な体験が提供されます。
従来、えちごトキめき鉄道は日本人旅行者や海外代理店向けの団体旅行者に対して「雪月花」を販売していましたが、個人旅行者へのアプローチが不十分であるという課題がありました。この問題を解決するために、WILLER ACROSSとの連携が実現しました。これにより、海外の個人旅行者への情報提供や販売がスムーズに行えるようになります。
今後は、この多言語販売だけでなく、「雪月花」を中心とした地域の魅力の発信にも力を入れていく予定です。上越エリアの文化や歴史、産業に基づいた深い学びを体験できる高付加価値なコンテンツが創造され、訪れる人々に新たな発見や感動を提供します。
商品概要
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企業の思い
WILLER ACROSSの代表取締役社長、宿谷勝士氏は、「えちごトキめき鉄道との連携を通じて、上越エリアの魅力をインバウンド観光客に届けられることを嬉しく思っています。多言語での販売を通じて、地域を盛り上げていきたい」と語ります。同様に、えちごトキめき鉄道の代表取締役社長、平井隆志氏も、「新潟での特別な体験を全国、そして世界にも届けることができるのを嬉しく思っています。今後も観光客の満足度向上に向けて積極的に取り組んでいく」と意気込みを示しました。
この連携により、観光列車「雪月花」はインバウンド訪問者だけでなく、地域の人々にとっても新たな魅力を引き出す存在となるでしょう。えちごトキめき鉄道とWILLER ACROSSは引き続き上越エリアとの連携を深め、この地域の活性化に寄与するための努力を続けていきます。
日本の美しい自然や食文化、そして地域の人々との交流を通じて、多くの観光客の記憶に残るような体験を提供し続けることが期待されています。