JALグループ、スニーカー着用を導入
2025年11月13日から、JALグループ6社(JAL、J-AIR、JAC、HAC、JTA、RAC)の客室乗務員と空港スタッフが、スニーカーの着用を選ぶことができる運用がスタートします。これは、業務中に求められるパフォーマンスを高めつつ、社員の快適さを重視した新しい取り組みです。
なぜスニーカーなのか?
航空業界において、客室乗務員や空港スタッフは航空機内で長時間立ち続けたり、広大な空港内を長距離歩行したりすることが多いです。これまでは、革靴やヒール、パンプスが基本の制服でしたが、常に動き回る職業である彼らには身体的な負担が大きくのしかかっていました。
スニーカーを制服の一部に加えることで、足への負担を軽減し、より快適に業務を行える環境が整います。これにより、社員一人ひとりが安心して働けるようになり、結果としてお客様に対してもより良い接客・サービスを提供できるでしょう。
これまでの取り組みと今後の展望
実は、JALグループでは今年度すでに、空港スタッフの暑さ対策として「開襟シャツ」や「空調付き安全ベスト」など、機能性を重視した制服の導入を進めてきました。スニーカーの導入もその一環で、社員の健康と快適さを考えた新たなアプローチと言えます。
JALグループは、今後も社員が生き生きと働ける環境づくりを推進し続けるとともに、多様な顧客の価値観を尊重し、安全で環境に配慮したフライトを提供するために商品・サービスの質を向上させていくことを目指しています。
おわりに
JALグループの新たなスニーカー着用制度は、業務環境を見直し、より魅力的なサービスを提供するための一歩です。働きやすさとサービスのクオリティ向上が両立することで、より多くの顧客に愛される企業へと成長していくことでしょう。スニーカーがもたらす新しい風を、私たちも楽しみにしています。