新たな現代美術のアーカイブプロジェクトが始動!MEDEL GALLERY SHUが注目作品を厳選展示

現代美術の新たな一歩、MEDEL GALLERY SHUが打ち出すアーカイブプロジェクト



東京・帝国ホテルプラザ内の「MEDEL GALLERY SHU」が、若手現代美術家の作品を特集する新しいアーカイブプロジェクト「MEDEL GALLERY SHU CONTEMPORARY ART REVIEWS」を始めることを発表しました。このプロジェクトは、ただ作品を展示・販売するのではなく、新進気鋭の美術批評家が寄稿した批評を通じて、作品を永遠に記憶として残すことを目指しています。アーティストの情熱や作品の制作意図を理解し、それを後世に伝えることが、ギャラリーの重要な役割であるという信念が根底にあります。

プロジェクトの概要



「MEDEL GALLERY SHU CONTEMPORARY ART REVIEWS」は、2023年8月よりスタートします。初回となる熊倉涼子の個展「coniunctio」が開催され、彼女の作品は人類の歴史をテーマにしたもので、写実的な技法で描かれた虚構の世界が魅力です。熊倉は、過去のイメージを蒐集し再構成することで、作品に新たな視点を与えています。

その後のラインナップも豪華で、9月に多田さやか、10月に森洋史、そして11月には亜鶴と続く予定です。また、2020年のラインナップは別途公開予定です。ギャラリーは批評を収録したリーフレットを用意し、公式サイトで無料でダウンロードできるようにする計画です。このリーフレットには、各展覧会の批評や展示風景の写真が掲載され、アーカイブとしての価値を持つことを目指します。

キュレーター紹介



このプロジェクトのキュレーションを担当するのは、飯盛希氏です。彼女は東京藝術大学の博士後期課程に在籍し、美術批評と比較芸術を専門としています。彼女の豊かな知識と経験が、ギャラリーのアーカイブプロジェクトに深みをもたらすことでしょう。

ギャラリー情報と熊倉涼子の展覧会



MEDEL GALLERY SHUは、32坪のスペースにアート作品を展示するコマーシャルギャラリーで、2018年に開業しました。熊倉涼子の個展「coniunctio」は、2019年8月7日から17日まで開催され、会期中は無休で入場可能です。最終日は17時までですので、見逃さないようにしてください。

彼女の作品には、かつての錬金術が醸し出す寓話が象徴的に描かれており、異なる物質の結合を「太陽と月の結婚」に喩えるアプローチが取られています。これにより、観客はただの美術作品ではなく、深遠な物語を体験することができるのです。

まとめ



「MEDEL GALLERY SHU CONTEMPORARY ART REVIEWS」は、現代美術に新たな視点を提供する素晴らしい試みです。若手アーティストの作品と批評を通じて、アートの未来を示唆するこのプロジェクトに、ぜひ注目してみてください。アーティストたちの情熱が結集した作品たちを通じて、私たちの理解を深める絶好の機会となるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社コンプリートコネクション
住所
東京都渋谷区神宮前4-28-18 カトル・バン原宿B1
電話番号
03-3451-4451

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