京都芸術大学とひらかたパークが手を組んだ新たな挑戦
京都芸術大学とひらかたパークが共同で実施するプロジェクト「出張!わくわく動物村」が、2024年10月に開催されることが決定しました。このプロジェクトの核として、情報デザイン学科の学生が参加した「リブランディング」が大きな役割を果たしています。「ひらかたパークをリブランディングしよう」というテーマの下、学生たちは新しいアイデアを生み出すことに取り組みました。
産学連携の背景
京都芸術大学は、社会の課題にアート・デザインの力を活かして取り組む「社会実装プロジェクト」を展開しています。学生たちは、企業や自治体との連携を通じて新たな価値を創出し、地域の発展に寄与することを目指しています。今回のプロジェクトはその一環として、ひらかたパークとの協力を通じて、観光地の認知度向上と魅力の再発見を行うものです。
プロジェクトテーマとイベント企画
今回挙げられたテーマ、「ひらかたパークをリブランディングしよう」では、特に「Outdoor BBQ Terrace」を舞台にした新たな試みが行われました。この施設では、BBQやデイキャンプを楽しむことができ、多くの人々にとって新しいレジャースペースとしての可能性を秘めています。
中でも、情報デザイン学科イラストレーションコースの学生、山田萌瑛さんが考案した「もうお留守番はさせない!ドッグキャンプ企画」が特に注目を集め、その一部として「出張!ドッグキャンプ」が実施される運びとなりました。この企画では、参加者がペットと一緒に楽しめるようなプログラムが用意されています。
期間限定の動物体験
「出張!わくわく動物村」は河南町にあるひらかたパーク内で、2024年10月4日から6日までの期間中に実施されます。このイベントでは、屋内型の動物園「わくわく動物村」に登場する愛らしい動物たちとの触れ合いが楽しめるコーナーが用意されています。
イベント詳細
- - 期間: 2024年10月4日(金)~10月6日(日)
- - 利用時間: 13:30~16:00
- - 場所: Outdoor BBQ Terrace 内特設スペース
- - 料金: 無料(別途Outdoor BBQ Terraceの利用料金が必要)
参加者は、うさぎやモルモットと直接触れ合ったり、餌を与えたりする体験ができます。ただし、天候によっては中止の可能性もあるため、事前の確認が推奨されます。
学生からのメッセージ
このプロジェクトに参加した山田萌瑛さんは、ひらかたパークに特別な思いを抱いており、自身のアイデアが形になることに感慨深い気持ちを表しています。彼女は、子供の頃から親しんできたこの場所でのプロジェクトに参加できたことを嬉しく思いながら、夢を実現できたと感じていると語っています。
教職員やパートナーの期待
参加学生の進捗を見守っていた教員の山下光恵准教授も、学生たちの意欲に感銘を受けた様子で、ひらかたパークとの共同企画が来場者にとっても楽しんでいただけるものになることを期待しているとコメントしています。ひらかたパークの営業チームも、学生たちの独自の視点や熱意に刺激を受け、今後の発展に繋がることを願っています。
このように、京都芸術大学とひらかたパークの産学連携プロジェクトは、新しい動物体験を通じて多くの人々に楽しさや学びを提供する場として注目されています。ぜひ、この機会にお出かけしてみてはいかがでしょうか。