AIによる「考える力」の可視化に挑む
株式会社intu(埼玉県草加市)は、思考力の新しい測定基準「TQ(Thinking Quotient)」を導入し、「TQ全国思考力調査2026」を開始しました。このプロジェクトは、子どもから大人まで、広い世代に向けて「考える力」を評価するためのものです。
無料参加!TQテストとは
現在、「TQテスト」は無料で受検可能で、参加者は自由記述を中心とした問題に答えます。回答後は、思考の特性を分析した個別レポートが数時間から24時間以内にメールで提供され、最大1000点満点のスコアが付与されます。参加者は自身の思考プロセスがどのようであるかを確認できる貴重な機会を得ます。
「考える力」のニーズ
教育現場やビジネスで「考える力が重要」とされる一方、その実態を測るための基準は不足しています。学力やIQ測定と同様に、考える力も客観的データとして評価されるべきです。これが、参加者が自分の考える力を知り、教育やトレーニングによって成長させる手助けになると考えています。
AI時代の新しい評価基準
近年、生成AIが普及する中で、情報処理に必要なハードルは低くなっていますが、実際にどのように情報を活用し、判断するかは、ますます重要視されるに違いありません。「TQ全国思考力調査2026」は、OECDのPISAによる教育指標に準じた、新しい評価基準を構築しようとしています。
思考の深さや広がりを評価
TQテストは、正解や不正解ではなく、「どのように考えたか」に焦点を当てます。AIを活用し、思考のプロセスを解析することで、それを数値化し、参加者に個別レポートを提供します。この個別レポートは、「考える力」を深く理解するための手助けとなります。
データ収集の目的
このプロジェクトの初期段階として、まず1,000人規模のデータ収集を目指しています。その後、対象年齢や分野を拡大し、「考える力」がどのように年代やトレーニングによって変化するのかを分析していきます。結果は将来的に「思考力白書(仮称)」としてまとめ、公表する予定です。
教育・採用・スポーツでの貢献
TQが社会で活用されるためには、受験者数を増やすことだけではありません。教育機関や企業などとの共同研究を通じて、その妥当性や信頼性を検証します。教育現場での探究学習や採用活動での新しい評価手段としての活用が期待されています。
共同研究の呼びかけ
またこのプロジェクトでは、個人だけでなく、学校や企業、スポーツ団体との共同研究も募集中です。「考える力」を客観的に評価できる基準を一緒に育てていくことが目標です。
まとめ
株式会社intuの代表取締役である齊藤利通氏は、考える力の重要性を訴えています。このTQテストが受検者に自身の「考える力」を把握するきっかけになればと願っており、まずは無料で参加できる機会を有効活用してほしいと呼びかけています。
無料での参加方法は公式サイトより案内されており、ぜひこの機会に自分の「考える力」を測定してみてください。