葛飾区が贈る『こち亀』！新しいふるさと納税の魅力

葛飾区が贈る新たなふるさと納税の形

東京・葛飾区が新たなふるさと納税の返礼品として、国民的漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、通称『こち亀』を選定しました。これは、地域の文化や歴史を象徴する作品を全国に広める新しい試みです。株式会社大和は、2025年3月からこの漫画単行本を寄付者に提供することで、地域の魅力を全国に伝え、寄付者に喜びを届けることを目指します。

地域に根付いた『こち亀』の魅力

『こち亀』は1976年から2016年まで、作家・秋本治によって長期にわたって連載されていた作品です。作品の舞台は実際の亀有の派出所であり、主人公の両津勘吉はその派出所で働いています。葛飾区はこの作品を誇りに思っており、亀有駅前には両津勘吉の銅像が立っていることから、まさに地域のシンボルとなっています。こうした親しみやすさが、『こち亀』のふるさと納税への導入を後押ししているのです。

2025年3月22日には、「こち亀記念館」も開館予定です。この新しい施設は5階建てで、訪れる人々に漫画の世界を実際に体験してもらえるよう設計されています。地域の観光名所として期待され、多くの訪問客を迎え入れることでしょう。

返礼品の詳細について

今回提供される返礼品は、最新の『こち亀』単行本セットであり、多数のセットが用意されています。具体的には、1～50巻、51～100巻、101～150巻、151～200巻のセットがあり、寄付金額は81,000円以上、151～200巻のセットは84,000円以上となっております。これらの返礼品は2025年3月以降から段階的に発送される予定です。

ギフトの視点から考えた地域貢献

株式会社大和の担当者、大居氏は、贈り物の視点で『こち亀』をふるさと納税の返礼品として提案した背景を語ります。「私自身も大好きな漫画『こち亀』を通じて地域の魅力を伝え、寄付者に新たな楽しみを提供できることを嬉しく思います」とのコメントが印象的です。このように地域に根付いた漫画を贈り物として活用することで、寄付者と地域とのつながりが深まることが期待されます。