FRONTEO、研究セキュリティ業務を支援する新アプリ提供開始
株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下「FRONTEO」)が、研究セキュリティ業務を効率化する新たなアプリケーション「KIBIT Seizu Workflow」の提供を開始しました。このアプリは、2026年4月に発表された内閣府事業「研究セキュリティ・リスクマネジメントシステム」を元に開発され、解析AIソリューション「KIBIT Seizu Analysis」との連携により、幅広い業務プロセスを一貫してサポートします。
「KIBIT Seizu Workflow」が提供する価値
本アプリの導入により、研究者は経済安全保障リスクの可視化から審査、意思決定、証跡管理までの一連の作業が効率化されることが期待されます。実際に行われた実証実験では、従来の人力作業に比べて、レポート作成までの時間を約90%短縮できることが立証されています。この新しいツールは、大学や研究機関、さらには企業や資金配分機関にも効果をもたらすことができるのです。
KIBIT Seizu Workflowの主な機能
「KIBIT Seizu Workflow」は、以下の4つの機能で研究セキュリティ関連の業務を効率化します。
1.
研究者情報の一元管理
研究者の基本情報や経歴をひとつの画面で管理することができ、各研究者に関連するさまざまなデータを簡単にアクセス可能です。
2.
リスク評価の可視化
研究者ネットワーク解析を通じて、共同研究のリスクを多角的に評価することができ、財務的リスクや国際的な関与の危険性を把握します。
3.
証跡管理の自動化
リスク評価の経緯や実施した軽減策を記録し、過去の評価結果に基づく継続的なリスク管理が可能です。
4.
透明性の確保
申請・承認プロセスを一元管理し、業務の透明性を高めることで、信頼性の高い作業環境を実現します。
研究者を取り巻く現状と課題
近年、技術流出やFOCI(外国からの所有・支配・影響)に対する懸念が高まる中、研究機関は経済安全保障や研究セキュリティへの取り組みが求められています。一方で、研究者が必要とする情報を確認する作業が負担となり、研究時間が制約されるという新たな課題も顕在化しています。政府の施策にもありますが、現実的な解決策としてFRONTEOの新アプリが期待されています。
FRONTEOの取り組み
FRONTEOは、独自のAI技術を活用して、研究現場での実務者のニーズに応えようとしている企業です。これまでに、「KIBIT Seizu Analysis」を通じた複雑なネットワーク解析を実施してきましたが、今回の「KIBIT Seizu Workflow」により、解析の結果を実際の業務に密に結びつける新たなサポート体制が整いました。
今後の展望
FRONTEOは、今後も革新的なAI技術の研究開発を進め、特に中小規模の大学や研究機関に対する支援を強化する方針です。「機関間連携モデル」の確立を目指し、予算や人材が限られる現場においてもフルに活用できるリスク管理体制の構築を可能にするサービスを展開していく予定です。本アプリケーションが日本の研究セキュリティのデファクトスタンダードとなることを目指します。