Supershipが新たな広告協力を発表
Supership株式会社が提供するパブリッシャー支援プラットフォーム「Ad Generation(アドジェネ)」が、米国のIntent IQ社との国内初となる連携を実現しました。この連携により、広告主とパブリッシャーが直面しているCookieレスの難題を解決し、収益向上を図る取り組みが始まります。
1. Cookieに依存しない新しい広告の形
近年、Safariなどの主なブラウザがサードパーティCookieの利用を制限しています。その結果、多くのパブリッシャーが広告収益の低下に直面し、広告主もユーザーターゲティングに苦労しています。このような背景を受けて、Ad Generationは新たなアイディアと技術の導入を決断し、Intent IQの技術と組み合わせることで、Cookieに依存しない高精度なターゲティングを実現しました。これにより、広告の効果を最大化し、収益機会を拡大する新たな基盤が整います。
2. 連携による具体的な利点
Ad GenerationとIntent IQの連携を通じて、以下の利点が提供されます:
- - クロスブラウザのユーザー識別:ChromeやSafariといった異なるブラウザ間でも同一ユーザーを識別し、Cookieが使えない環境においても安定したユーザー把握を促進します。
- - Buyer IDによるターゲティングの持続:Intent IQのBuyer IDを利用することで、DSP(デマンドサイドプラットフォーム)が通常通りに入札を行うことが可能になります。
- - 成果報酬型のレベニューシェアモデル:新たな仕組みである成果報酬型モデルにより、導入による収益増加分のみを共有する仕組みが採用されます。これにより、初期費用なしで新技術の導入が可能になります。
- - 既存環境へのスムーズな導入:すでにPrebid.jsを導入しているパブリッシャーは、簡単にIntent IQを統合できるため、運用とコストの負担を軽減します。
3. 期待される未来の展開
この連携は単なる技術の統合にとどまらず、地域のエコシステム全体にポジティブな影響をもたらします。パブリッシャーはCookieレス環境でも収益を最大化できるようになる一方、広告主は正確なターゲットに対して効果的な広告を提供できるようになります。
Supershipの広告プロダクト統括部 部長、赤津安昭氏は、「Ad Generationは単なるツールを提供するだけではなく、パブリッシャーと共に成長していく伴走パートナーとして機能しています。Intent IQとの連携により、広告エコシステム全体の発展に寄与できることを期待しています」と述べています。
今後もAd Generationは、SafariをはじめとしたCookieレス環境でのアドレッサビリティ向上や、クライアントとの対話を重視した新たなソリューションの提供を通じ、より強固な広告の未来を共に築いていきます。
4. お問い合わせ
本件についての詳細は、Ad Generationの公式サイトをご覧いただくか、資料請求・お問い合わせをご利用ください。この新しい連携がどのように広告業界に影響を与えるのか、注目されるところです。