青森ひば精油の消臭商品がもたらす効果
最近、青森ひば精油を活用した消臭商品「ニオイトリMASH」シリーズが注目を集めています。製造を手掛けるのは、神奈川県川崎市に本社を置く株式会社tappi.labです。2024年10月14日、同社はこの商品の効果について、第三者機関による厳正な試験結果を公表しました。この発表は、青森ひばの持つ魅力を広く知ってもらう一環として行われました。
試験の概要と結果
各種試験は、信頼のおける第三者機関に依頼して実施。次に、その具体的な試験内容を見ていきます。
1. 害虫忌避試験
試験名は「害虫忌避試験+トコジラミ試験」であり、住化テクノサービスおよび台湾高雄大学によって行われました。対象となる害虫は、ダニ、蚊、ゴキブリ、トコジラミです。この結果、すべての対象に対し、62%から100%の忌避効果が確認されました。
2. 消臭効果試験
次に行われたのが「臭気成分に対する消臭性試験」で、都産業技術センターによる実施です。試験では、汗の匂いやタバコの臭いを含む10種類の臭気成分が、24時間でどのように減少するかを確認しました。
3. 食品に対する消臭効果試験
カケンテストセンターによって実施された「キムチ消臭試験」では、市販のキムチを試験し、ニオイトリMASHと一緒に保管しました。芳香消臭脱臭剤協議会の基準に沿った試験において、悪臭物質の90%除去が確認されています。特に、様々な一般的な消臭剤が持つニオイ戻りの問題に対し、ニオイトリMASHは真の消臭効果を持つことが示されました。
4. ウィルスに対する効果試験
ウィルス不活性化試験では、インフルエンザA型ノロウィルスに対し、84.15%から99.68%の不活性化効果が観察されています。また、浮遊ウィルスに対する効果も確認されました。
5. 大腸菌に対する抗菌性試験
大腸菌液を使用した試験結果では、6時間後にはほぼ生菌数が0になるという抗菌性が実証されました。
6. 皮膚および眼刺激性、経口毒性試験
さらに、皮膚への刺激性や眼に対する刺激性試験も行われ、どちらも安全基準を満たすことが証明されています。経口投与による毒性試験でも、非常に低い毒性を確認し、発がん性については陰性の結果が得られました。
まとめ
これらの試験結果は、ニオイトリMASHシリーズの商品の信頼性と効果を裏付けるものであり、安全に使用できる商品であることが証明されました。これからも青森ひばの特性を最大限に活かし、さらなる商品開発への期待が寄せられています。青森ひば精油の知られざる魅力を、多くの人に体感してもらいたいですね。
詳細な情報は、
tappi.labの公式サイトをご覧ください。