JEPLANグループが進めるリサイクル革新
2023年2月17日、JEPLANグループの新たな取り組みとして、ペットリファインテクノロジー株式会社が美唄市、アサヒ飲料株式会社、ジャパンテック株式会社との間で、「ペットボトルの水平リサイクルに関する協定書」を締結しました。この協定により、PETボトルの循環利用が一層強化されることが期待されています。
協定の内容と目的
この協定に基づき、美唄市から回収される使用済みPETボトルは、ペットリファインテクノロジーが実施する「ケミカルリサイクル(化学的再生法)」と、ジャパンテックが行う「メカニカルリサイクル(物理的再生法)」の2つのリサイクル手法を組み合わせて、新たなPETボトルの原料として再生されます。アサヒ飲料は、この新しい再生PET樹脂を活用し、持続可能な飲料製品の製造・販売に取り組むことで、PETボトルの水平リサイクル率の向上を図ります。
持続可能な未来への一歩
この取り組みにより、PETボトルの原料である石油由来資源の消費を抑制し、製造過程での温室効果ガスの排出量を削減することが見込まれています。具体的には、ケミカルリサイクル技術を用いることで、形状や材料の特性によって従来のリサイクルで再生が困難だったPET製品を、石油由来と同等の品質を持つ再生PET樹脂としてリサイクルできるようになります。
より高いリサイクル率を目指して
特に注目すべきは、ジャパンテックが行うメカニカルリサイクルの工程で発生する粉末状のPET成分を、ペットリファインテクノロジーがケミカルリサイクルに回すことで、より高いリサイクル率が実現される点です。このように、両者のリサイクル方法を組み合わせることで、「ボトルtoボトル」の資源循環を強化し、新しいサーキュラーエコノミーのモデルを構築していきます。
JEPLANグループの長期ビジョン
JEPLANは「すべてを循環させる」というミッションのもと、国内外のパートナーと連携しながら、サステナブルな社会の実現に向けた取り組みを続けていきます。この協定の締結を契機に、更なるリサイクル事業の推進が期待されます。
この取り組みは、環境保護や持続可能な資源利用といった現代の重要な課題にも寄与すると考えられています。今後もJEPLANグループは、積極的にリサイクル率の向上に取り組み、地域社会や飲料業界全体に貢献していくことでしょう。
改善される循環型社会
日本国内では年間約65万トンのPETボトルが製造されていますが、そのリサイクル率は約85%に上るものの、PETボトルとして再生される割合は約38%に留まっています。今回の協定により、残りの62%のボトルが効率的に再生されることを目指し、資源循環のさらなる推進に寄与することが期待されています。
このように、JEPLANグループと美唄市、アサヒ飲料、ジャパンテックが一体となって進める取り組みは、地域を超えた協力の象徴であり、環境対応型社会の実現に向けた重要な一歩となるに違いありません。