10周年を迎える『雪育プロジェクト』で栃木の未来を育む!
栃木県の那須塩原市に位置するハンターマウンテン塩原は、今年で10周年を迎える「雪育プロジェクト」を通じて、ウィンタースポーツを楽しむ素晴らしさを子供たちに伝え続けています。このプロジェクトは純粋に子どもたちが雪に触れ、元気に成長することを目指しており、その活動の一環として、今年度は総勢30,050名の小中学生への無償リフト券の提供を行います。
雪とのふれあいが子供たちの成長を促す
『雪育プロジェクト』は、スキーやスノーボードを通じて、子どもたちが自然の魅力や心身の成長を実感できる場を提供することを目的として発足しました。プロジェクト開始当初は、主に那須塩原市と那須町の小中学生を対象にリフト券を配布する取り組みが行われてきましたが、現在では栃木県全域へと対象を広げています。
近年は少子化や新型コロナウイルスの影響により、スキー教室の開催が減少し、子供たちが雪に触れる機会が少なくなっていました。こうした問題に対処するため、ハンターマウンテン塩原では人工降雪機の増設や、様々な環境整備に取り組んでいます。
無料レッスン会と子供スキーの日
2024-2025ウィンターシーズン中には、初級者向けの無料レッスン会を開催することが決定しています。内容は、12月28日と翌年の3月20日に行われ、参加者は小学生初級者を対象としています。定員が設けられており、事前の申込みが必要です。この機会に多くの子供たちが雪の世界に親しむことができるでしょう。
また、2024年12月22日には「栃木県こどもスキーの日」を設定し、この日にスキー初心者の小学生200名を招待し、無料のスキーレッスン会も行う予定です。これにより、さらなる参加者に雪に触れる体験を提供し、未来のウィンタースポーツファンを育成したいという願いが実現に向けて動き出します。
環境への配慮と持続可能な運営
ハンターマウンテン塩原では、温暖化による雪不足の懸念を受け、環境に配慮した運営を行っています。最新の自動人工降雪機を57台設置し、どのシーズンでも安定した雪質を約束します。さらに、すべての電力を再生可能エネルギーに切り替えており、環境にも優しい取り組みを進めています。
まとめ
ハンターマウンテン塩原での『雪育プロジェクト』は、子供たちに雪の楽しさや自然とのふれあいを提供する素晴らしい取り組みです。この10年間の努力が、未来のスキー愛好者を育む道筋を作ってきたことは間違いありません。今後もこの活動が多くの子供たちに素晴らしい体験を提供し続けることを期待しましょう。