「IDENTI-T（アイデンティT）」新プロジェクト始動！クリームソーダTが登場

IDENTI-T（アイデンティT）プロジェクト始動

日本ロマンチスト協会が新たに立ち上げたプロジェクト「IDENTI-T（アイデンティT）」が注目を集めています。このプロジェクトは「Tシャツとは何か？」という問いを出発点に、ファッションとしての枠を超えた新たな意味を持つメディアとしてのTシャツの姿を描き出すものです。

プロジェクトの目的

「IDENTI-T」は、単なる服ではなく、そこに宿る感情や思いを表現する場としてTシャツを捉え直します。タッチした理由や文言が込められたデザインは、着る人だけでなく、周囲にも共鳴する力があります。日本ロマンチスト協会は、恋愛や冒険、創造など7つの視点から社会を問い直し、『ロマンティック』の本質を探求しています。

第1弾「クリームソーダT」

このプロジェクトの第一弾として登場するのが、昭和の喫茶文化の象徴である「クリームソーダ」をテーマにしたTシャツです。現代のレトロカルチャーへの関心が高まる中、クリームソーダには「映え」という概念を超えた、思い出やノスタルジーが詰まっています。

Tシャツのデザインには、「大人も夢中」「みんな大好き」という言葉が印刷されており、中央にはメロンソーダにアイスクリームとさくらんぼが乗ったデザインが描かれています。このTシャツは、ささやかな「偏愛」を表現したもので、共感をもたらす可能性を秘めています。着ることで「わかる誰か」とすれ違えた時の嬉しさを想像することができ、ファンダムの最小単位である共鳴を大切にしています。

デザインと発売時期

「クリームソーダT」は、ブラックとホワイトの2色をラインナップし、2023年8月下旬からの発売を予定しています。詳細については、公式サイトで逐次発表される予定です。今回の作品アートは、イラストレーターの村田修氏とのコラボレーションによって生まれました。彼の独特な世界観と静かな偏愛の感情が詰まったアートワークは、このTシャツの魅力を一層引き立てています。

村田修氏は、ミステリーやホラー、官能小説の装画を手がける一方で、SNSを通じた発信力でも知られています。アートのテイストがTシャツにどのように反映されたのか、ファンの間でも注目が集まっています。

今後の展望

IDENTI-Tプロジェクトは、今後もさまざまな文化や嗜好をTシャツに表現していく予定です。企業や自治体とのコラボレーションを行い、さらに幅広い視点から「偏愛」と「メディア」を融合させる試みを進めていきます。このプロジェクトは、「Wear your love.」をコンセプトに、着ることで誰かとの共鳴を感じられるTシャツを提供し続けていくでしょう。