心の健康特別講座
2026-09-02 10:19:48

神奈川県での心の健康をテーマにした特別講座の開催

誰もが働きやすい職場を目指して



神奈川にある生活協同組合パルシステム神奈川が、8月25日に新横浜本部で「セルフヘルスケア」を学ぶ特別講座を開催しました。この講座は、職員がストレス対処法や効果的なコミュニケーション能力を習得することを目的としており、約30名が参加しました。特に、この企画はパルシステム神奈川と星槎大学との包括的連携協定締結1周年を記念して行われました。

心身の健康維持に向けて



講座では、参加者が心身の健康を維持するための考え方や技術を学ぶ機会でした。特に、星槎大学の平雅夫教授がその講師を務め、認知行動療法を中心に心理的アプローチについて解説しました。平教授は、心理学や福祉について深い知識を持ち、学生や職員に対して指導を行っています。

認知行動療法の実践



講座で平教授が強調したのは、ミスをした際の感情管理の重要性です。具体的には、ミスの原因を探る「ABC分析」を用いて、行動のきっかけを理解することが大切だと伝えました。「他人のせいにしたり、ミスを流してしまったりするのではなく、しっかりと原因を認識することが改善への道です」と語り、参加者に改善意識を持たせました。

また、障害者雇用の実情についても触れ、当事者及び支援者が自責的または他責的になる状況について、認識し環境を整えることの重要性を説きました。特に、目標に向けて行動をコントロールする「実行機能」が障害者においてしばしば十分に機能しないことを指摘し、業務指導の工夫や指示の仕方の重要性を論じました。

言葉の持つ力



平教授は「言葉が持つ力」についても語り、言葉が人の心に与える影響について説明しました。童謡や詩を通じて、言葉がどのようにバーチャルなイメージを形成するのかを解説し、悩みや不安が無限に膨らむ可能性について警鐘を鳴らしました。彼は、「成功体験を共有することが、悩みの解消に効果的である」と伝え、不安から意識を移動させるカウンセリングの手法についても触れました。

実践できるセルフケア法



また、実践可能なセルフケアエクササイズとして、街を歩く際に周囲の景色を意識的に観察すること、ストレスを感じたときには他のことに意識を移すことが、心のケアに有効であると述べました。具体的には、手をグーとパーにして交互に動かしたり、思い悩んでいるときは6秒数えることで不安感を和らげる方法が紹介されました。

職場における小さな行動の大切さ



最後に、平教授は「気分を切り替えるスイッチをたくさん持っておくことが重要」と述べ、職場の雰囲気を良くするためには小さな挨拶から始めるよう呼びかけました。「感情は伝染する」という彼の言葉が印象的で、より良い職場環境を作り出すための意識改革の必要性を強調して締めくくりました。

障害者雇用を推進するために



パルシステム神奈川と星槎大学は、2025年に障害者雇用推進に向けた包括的連携協定を結定しています。この協定のもと、障害者を支援する職員へのメンタルケアや教育、研修が行われています。これにより、共生社会の実現を目指し、多様性を尊重した学習環境を提供することが期待されています。

今後もパルシステム神奈川は、全ての職員が安心して働ける職場環境の実現に向けて努力を続けていくことでしょう。彼らによる取り組みが、障害者とともに働く社会を「当たり前」にしていくことを期待したいと思います。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
パルシステム生活協同組合連合会
住所
東京都新宿区大久保2-2-6ラクアス東新宿
電話番号
03-6233-7200

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。