株式会社Asobica、AIエージェント「ホンネAI」を新たに発表し企業支援を加速

株式会社Asobicaが提供する「coorum」シリーズは、企業が保有するデータをさらに活用した新サービス、AIエージェント「ホンネAI」を発表しました。この新サービスは、ゼロパーティーデータを駆使し、企業がより深く顧客の行動を理解できるようになることを目指しています。「ホンネAI」では、企業が持つ購買データやアプリデータに加え、Asobicaのオンラインコミュニティツール「coorum community」とリサーチツール「coorum research」から得られる膨大なデータを統合。これにより、顧客の動向や傾向を迅速かつ的確に分析し、視覚化することで、効果的なブランドやプロモーション戦略を立案することが可能です。

ローンチの背景

企業が抱える顧客理解の課題は年々顕著になっています。少子高齢化により新規顧客が減少し、顧客の購買行動が変化する中で、Cookie規制も影響を及ぼしています。特に、小売や外食業界では、コロナ禍を経てDX（デジタルトランスフォーメーション）が進展し、企業は顧客との接点を効率的にデジタル化しつつあります。

しかし、現在も多くの企業がゼロパーティーデータの収集不足やデータアナリスト不足、データ統合・分析の不十分さ、データ活用方法の不明確さといった問題を抱えています。Asobicaは、これらの課題を解決するためにAIを活用した新機能を提供し、企業が効果的にゼロパーティーデータを活用できるよう支援します。

AIエージェント「ホンネAI」の機能

「ホンネAI」には、主に三つの機能が搭載されています。まず一つ目は「態度変容AI分析」。この機能によって、企業は複数のデータソースを顧客ごとに統合し、アクションプランや行動パターンを解析することが出来ます。

次に「クラスターAI分析」では、個々の顧客ではなく、セグメント単位で行動パターンを自動生成し、全体像を把握しやすくします。最後に、今後導入予定の「商品・サービス価値のAI分析」は、口コミやレビューなどからデータを整理し、顧客の利用実態や購入動機を明らかにする機能です。

これからの展望

Asobicaは「coorum」シリーズを通じて、主に小売や外食企業への顧客理解促進を目指してきましたが、今後はさらにAIエージェントの活用を進め、マルチプロダクト化を加速させる方針です。

「ホンネデータプラットフォーム」は、顧客の本音に基づいた情報収集や分析を通じて、UX（ユーザーエクスペリエンス）を全方位に改善することを可能にします。これにより企業は、顧客の真意を汲み取った商品開発やマーケティング戦略を実現し、より選ばれるブランドへと成長するでしょう。

Asobicaの「coorum」を活用し、データドリブンなマーケティングを実現する舞台が整いつつあります。まずはサービスを試し、自社の顧客理解を深めてみてはいかがでしょうか？