DMMかりゆし水族館、観光DXプラットフォームNutmegを導入しチケット販売を強化
DMMかりゆし水族館が観光DXを進化させる
沖縄県豊見城市に位置する「DMMかりゆし水族館」は、観光業界におけるデジタルトランスフォーメーション（DX）を進めるため、新たにNutmegという観光DXプラットフォームを導入しました。この新しいシステムは、旅行やレジャーを楽しむ人々に向けた現地体験を提供する事業者向けのもので、特にチケット販売の強化を図っています。
導入の背景
DMMかりゆし水族館は、複数のチケット種別を取り扱う必要がありましたが、従来のシステムではその課題に対応できない状態でした。特に地域向けの特別チケットや高価格帯のVIPチケットの販売を通じて、より多様な来場者層を獲得することを目指していましたが、現行のシステムでは販売施策の実行が困難でした。このため、プロモーション機能が限られ、ウェブサイトからの販売率が上がりにくいという問題も抱えていました。
Nutmeg導入の期待
新たに導入されたNutmegプラットフォームは、以下のような複数の期待される効果をもたらすとされています。
1. 販売策の柔軟な対応
Nutmegを導入することで、チケットの種別や販売プランを柔軟に設計できるようになりました。これにより、スピーディーな販売施策が可能となり、顧客の購買意欲を高める新たなプランを次々と打ち出していくことができます。
2. 顧客管理の強化
自社の直販サイトでチケットを購入した顧客の情報を一元管理できるため、ニュースレターの配信やマーケティングオートメーションを通じたCRM施策を本格的に展開できます。これにより、来館後も持続的な関係構築が可能になるでしょう。
3. 顧客体験の向上
公式サイトを基にしたプロモーション活動とCRMを連携させ、一貫したコミュニケーションを実現します。これにより来訪前からの顧客体験を向上させ、施設全体の魅力を高めることが期待されています。
DMMかりゆし水族館の魅力
DMMかりゆし水族館は2020年に開業した新たな水族館で、「生きものたちとのゼロ距離の感動」をテーマに、さまざまな地域の海の生物や動植物を展示し、体験プログラムを提供しています。また、観光客だけでなく地域住民にも広く愛される施設を目指しています。
Nutmegとは
Nutmegは観光事業をデジタル化し、オンライン予約サイトを迅速に設置できるプラットフォームです。これにより、販売業務や在庫管理などが効率化され、現場での入場管理がスムーズになります。2021年のサービス開始以来、導入社数は500社を超え、多くの観光地でその利便性が評価されています。
まとめ
DMMかりゆし水族館は、Nutmegの導入を通じてチケット販売のデジタル化を進め、顧客体験の充実を図ることで、新たな観光価値を生み出していくことでしょう。地域に密着した新しいエンターテイメントの形として、観光DXを進化させるその取り組みには、今後も注目していきたいと思います。
会社情報
- 会社名
- NutmegLabs Japan株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内1-6-5
- 電話番号
- 050-5328-8026
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