手軽に未来を体感!「だんグラ」の登場
2025年に開催予定の大阪万博では、「未来社会の実験場」というコンセプトが掲げられ、ARやMR技術を駆使した体験型展示が実施される予定です。そんな未来の技術を先取りするべく、ホログラム株式会社が開発したのが、手持ちのスマートフォンと連携する低コストのMRグラス「だんグラ」です。
「だんグラ」という名前は、ダンボール紙を主成分に使用していることに由来し、軽量で環境に優しい製品です。このMRグラスを使用することで、誰でも簡単に複合現実の体験が可能になります。昨年11月30日に行われたクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」では、製品の発表とともに支援受付が開始され、初回販売価格3,000円で購入することができるチャンスも提供されました。
「だんグラ」の内部構造
「だんグラ」は、以下の3つの主要な部品から構成されています:
1.
ミラー
2.
WWMRレンズ(現在特許出願中)
3.
ハーフミラー
これらの部品が組み合わさることで、スマートフォンから投影される画像を実像と自然に重ねあわせることができます。これにより、ユーザーは低歪みでクリアな複合現実画像を体験できるのです。
さらに進化する「だんグラ」
クラウドファンディングが終了した後、ホログラム株式会社は「だんグラ」用のソフトウェア開発を支援するため、「ホログラAPI」を提供する予定です。このAPIは学生やプログラマーを対象にしたもので、VR、AR、MRコンテンツを同時開発可能なSDK(開発支援プログラム)としてオープンソースで公開されます。この取り組みによって、さらなる多様なコンテンツが生まれることが期待されています。
販売情報
現在、「だんグラ」の早割価格は3,000円(税込、送料込)。通常価格は5,500円(送料別、税別)となります。興味のある方は、以下の商品ページをチェックしてみてください。
まとめ
「だんグラ」は、手持ちのスマートフォンを使って低コストでMR体験を実現する画期的な製品です。大阪のベンチャー企業が開発したこの製品は、今後の技術発展とともに、多様な可能性を秘めています。是非、手軽に未来を体験してみてください。