フクシマガリレイが最新の冷凍機内蔵型ショーケースを発表
フクシマガリレイ株式会社(本社:大阪市西淀川区、代表取締役社長:福島 豪)は、この度、冷凍機が内蔵されたオープンショーケースの新モデルを投入しました。新しいモデルは、奥行1,000mmのタイプで、多段型ADシリーズ、セミ多段型ASシリーズ、平型AFシリーズに分かれています。これにより、店舗の広さを最大限に活用し、売上の増大を図ることが可能となります。
新型ショーケースの主な特徴
新しいショーケースでは、従来の奥行1,100mmおよび900mmに加え、間のサイズとして1,000mmを採用しています。これにより、様々な店舗形態にフィットするラインナップが実現しました。新モデルは23機種を用意しており、以下のように種類が分かれています:
- - 多段型ADシリーズ: 3~12℃仕様の機種が2つ、-2~12℃仕様の機種が1つ。
- - セミ多段型ASシリーズ: 3~12℃仕様の機種が10、-2~12℃仕様が1つ。
- - 平型AFシリーズ: -2~20℃仕様の機種が7つ、-20~+15℃仕様が2つ。これにより、特定の業界ニーズに合った冷却への対応が可能となります。
環境への配慮
フクシマガリレイは、環境への配慮を重視し、冷媒にはR448Aを採用しました。この選択により、地球温暖化係数(GWP)が大幅に低下します。従来のR404Aを使用した機種と比較しても、2倍以上の差があります。このような取り組みは、ガリレイグループのサステナブルビジョン「Dramatic Future 2050」の一環として進められています。このビジョンでは、より環境に優しい製品開発を目指します。
メンテナンス性能の向上
新型ショーケースでは、AFシリーズに標準装備された排水蒸発装置に加え、AD・ASシリーズでもオプションで装置の取り付けが可能です。排水処理が不要となり、メンテナンスが大幅に簡素化されます。また、「フィルター清掃装置」もオプションで利用できるため、フィルターにホコリがたまりにくくなり、メンテナンスの手間とエネルギーの節約にも寄与します。フィルターの清掃は目安として1か月ごとに行うことが推奨されています。
おすすめの利用先
この新しい冷凍機内蔵型オープンショーケースは、多様な店舗に適しており、デパート、スーパーマーケット、ドラッグストア、ディスカウントストア、リカーショップ、惣菜店など幅広い業種におすすめです。また、道の駅やサービスエリア、病院・駅・空港・学校の売店などでも活用が期待されます。
発売日と販売目標
新型ショーケースは、2025年12月10日(水)より市場に投入される予定です。年間の目標販売台数は800台と設定されており、業界内での普及を目指します。
製品詳細
- - 機種名: ADM-81GTKO4S(代表機種)
- - 標準価格: 1,890,000円(税抜)
- - 外形寸法: W2,518×D1,000×H1,940mm
- - 定格内容積: 1,400L
- - 陳列面積: 5.2㎡
- - 製品質量: 460kg
- - 温度帯: 3℃~12℃
- - 電源: 三相200V
- - 冷却時消費電力: 1,693W
- - 霜取時消費電力: 370W
- - 冷媒: R448A
フクシマガリレイの新商品は、環境に配慮した冷却技術とメンテナンス性能の向上を実現しており、今後の店舗運営に大きな影響を与えることでしょう。引き続き、最新の製品情報にご期待ください。