四国水族館アートギャラリーの魅力
現在、香川県に位置する四国水族館で、特別なアートイベントが開催されています。本展は、瀬戸内国際芸術祭2025の一環であり、「くるりアートかがわ」という新しい試みの一部です。713月2025年、私たちは生き物や自然をテーマにしたアート作品を水族館内で観賞できる素晴らしい機会を得ました。
展示の詳細
2025年8月1日から2026年1月31日までの期間、お楽しみいただけるこのギャラリーでは、香川短期大学の学生たちによる作品や、地域にゆかりのあるアーティストの多彩な作品が順次展示されます。水族館の独自の視点を通じて、文化芸術の魅力を発信し、新たな感動をお届けします。
期間中の注目展示
特に注目したいのが、瀬戸内スキンダイバーのロン・リム氏による写真展「瀬戸内の宝石〜香川の海に潜む美魚たち〜」です。この展示は、9月30日まで観覧可能で、香川の海で見つけられる多彩な美しい生き物たちを捉えた作品が盛りだくさんです。ロウソクギキョウ、タツノオトシゴ、カラフルなウミウシなど、普段は目にすることのない水中の神秘を体験できます。
ロン・リム氏は、マレーシア出身で香川県に住むスキンダイバーです。多くの大学で教鞭をとった後、2021年からは「美魚」シリーズを通じて海の魅力を発信しています。この展示では、観賞者に香川の海の美しさとその貴重な生態系について再認識してもらいたいと語っています。
環境保全への取り組み
また、同時期には公益社団法人瀬戸内海環境保全協会と協力し、環境保全推進ポスター原画展も実施しています。こちらの展示は、過去の最優秀作品を選出し、皆さんに「瀬戸内海を守りたい」という気持ちを感じてもらうことを目指しています。子供たちの海への思いやりを育むことは、未来への大切な一歩です。
四国水族館の魅力
四国水族館は、香川県宇多津町にて2018年にオープンし、地域の自然や文化をテーマにした展示が特徴です。約400種類の生物を鑑賞でき、ダイナミックな水景や四国の文化を感じることができるスポットです。アクセスも良好で、JR宇多津駅から徒歩12分ほどの距離にあります。子ども連れでも安心して楽しめる環境が整っています。
営業概要
- - 所在地: 香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4
- - 通常営業時間: 9:00〜18:00(最終入館は17:30)
- - 入館料: 大人2,600円、小中学生1,400円、幼児700円(3歳未満無料)
- - TEL: 0877-49-4590
- - WEBサイト: 四国水族館
この機会に、四国水族館アートギャラリーを訪れ、アートと自然の不思議な共演を楽しんでみてはいかがでしょうか。皆様のお越しを心よりお待ちしております。