マイナビと三菱UFJ銀行が共同で特別授業を開催
マイナビと三菱UFJ銀行は、2025年8月1日に高校生を対象にした特別授業を開催しました。この授業は、しっかりとしたキャリア教育と金融教育を組み合わせたもので、関東第一高等学校の16名が参加しました。
開催の背景
この特別授業の実施の背景には、マイナビが進めている全国の中学校でのキャリア教育プログラムがあります。2024年から始まったこのプログラムは、すでに全国33都道府県で実施され、多くの中学生に職業選択やキャリアの考え方を楽しく学ぶ経験を提供しています。
具体的には、NPO法人企業教育研究会と共同で開発した『カードゲームで学ぶキャリア図鑑』を用い、参加する生徒たちがゲームを通じて職業の選択肢を広げることが狙いです。また、三菱UFJ銀行では地域貢献活動一環として金融教育に力を入れており、10代から金融リテラシーを身に付ける大切さを教えています。この授業は両者の教材やプログラムのメリットを組み合わせた貴重な機会となりました。
特別授業の具体的な内容
前半:マイナビのオリジナルカードゲーム
特別授業の前半では、マイナビが開発したオリジナルのカードゲームを使った授業が行われました。このゲームの舞台は『まいひな市』という架空の町で、参加者は市民としてこの町を活性化させるアイデアを考えます。生徒たちは4人1組でグループを作り、市民の役割に応じて協力しながら問題解決に取り組みました。
実際に参加した生徒からは、「業種を幅広く知ることができ、想像以上のつながりが社会の中にあることを学べた」といった感想も寄せられ、団体の協力や役割の重要性を実感しました。
後半:三菱UFJ銀行の金融教育
後半は三菱UFJ銀行による金融教育プログラムが行われました。生徒たちは、銀行の役割や職員の仕事、資産形成に関する知識を学ぶため、クイズを交えた講義を受けました。特に、カードゲームの設定を参考に、金融機関がどのように地域経済をサポートできるのかを考察するワークショップが行われ、実践的な学びの場となりました。
参加者からは、「資産運用や将来にわたる経済面での計画が必要だと理解できた」との意見もあり、金融リテラシーの重要性が確認されました。
授業終了後
授業終了後は、銀行の執務室や窓口を見学し、支店長の講話を受けることで、実際の業務や金融の世界をより深く理解する機会が得られました。
参加者の感想
参加した生徒たちは皆、授業を通じて新たな価値観を得たようです。マイナビや三菱UFJ銀行の担当者は、この体験が将来的な進路選択に役立つことを願い、より多くの高校生に自分の可能性を広げてほしいとの思いを強調しました。
おわりに
今回の特別授業は、高校生にとってキャリアや金融についての重要な視点を育むものとなりました。マイナビグループは今後も子どもたちの可能性を引き出す活動を続けていく所存です。