昭光通商、健康経営に向けた新たな取り組みを強化!
昭光通商株式会社が新しい衛生委員会体制を通じて、健康経営の実現に向けた取り組みを進めています。同社は化学品などの総合商社であり、東京・港区に本社を構えています。近年、経済産業省と日本健康会議が共同で選出する「健康経営優良法人(大規模法人部門)」において、高い評価を受けています。特に、保健指導や健康診断受診状況、労働時間の適正化といった直接的な項目で、業界の平均を大幅に上回る結果を収めています。
健康経営調査による評価の背景
2025年度の調査において、昭光通商は健康診断の活用や、労働時間の適正化、保健指導の実施において業界平均との差が特に高く評価されました。これは、同社の長年にわたる健康経営への取り組みの成果が反映されたものといえるでしょう。しかし、課題も残っており、さらなる発展に向けた取り組みが求められています。
新たな衛生委員会の体制と主な取り組み
新たに設立された衛生委員会は、今期に特に重点を置く3つのテーマ、すなわち「従業員への浸透」「健康経営の実施に向けた土台づくり」「生活習慣の改善」に取り組んでいきます。具体的な行動としては、管理者向けの健康経営に関するKP指標の提供強化や、生活習慣の改善に向けたセミナーの実施を予定しています。
健康相談窓口やウェビナーの充実
また、昭光通商では、社員が健康に関する相談をしやすくするための窓口を設置する他、産業医や保健師による健康相談強化を図っています。これにより、社員自身が健康について積極的に考えるきっかけになることを目指しています。さらには、ストレスマネジメントや睡眠、女性の健康などに関するウェビナーも開催しており、これにより社員の健康意識の向上を図っています。
産業医からの見解
就任したばかりの産業医は、昭光通商の第一印象を「社員に投資をする姿勢が感じられる」とし、社員を大切にする企業であると述べています。特に、健康診断後の保健指導の丁寧さや、産業医と保健師の連携の重要性を強調しており、今後も健康経営を推進していく意向を示しています。
課題克服への道のり
ただし、業界の平均に対して数値が低い項目もあることから、今後の取り組みがますます重要になるでしょう。特に、従業員の健康に関する情報の浸透や、ヘルスリテラシー向上のための施策の強化は急務となっています。
そのため、定期的に健康関連記事や指標を公開し、社員の健康意識を高めるための施策を継続して実施していく方針です。
健康経営は、企業全体のパフォーマンス向上にも寄与します。今後の昭光通商のさらなる取り組みに期待が寄せられています。
会社情報
昭光通商株式会社
このように、昭光通商は新たな取り組みを通じて健康経営の実現へ向けた努力を続け、社員の健康と幸福な職場環境の創造を目指しています。