神戸グルメディスカバリーが大盛況の初開催
2024年11月2日と3日に神戸市中央区の東遊園地で開催された「神戸グルメディスカバリー」は、2日間で3万人以上が来場しました。このイベントは、神戸の豊かな食文化と自然の恵みを体験できる貴重な機会で、飲食、物販、ワークショップなど、様々な楽しみ方が用意されていました。
おいしさを通じて神戸を再発見
「神戸グルメディスカバリー」は、「おいしい」をテーマに、神戸の食文化を再発見することを目的とした体験型イベントです。会場では、神戸牛を使用した肉グルメや、灘五郷の日本酒、スイーツ、ワインなど、多彩な飲食ブースが並び、特に新鮮な神戸の野菜や地元の食材を活かしたメニューが評判を呼びました。
神戸元町辰屋の「神戸牛牛めし」や、地産地消を大切にする「農家うたげ。」の肉巻き野菜串など、地方の特産品を用いた飽きさせないメニューが次々と出展され、来場者はそれぞれの料理を楽しみました。また、お子様を対象にしたクイズラリーも行われ、神戸の食と文化について楽しく学べるコンテンツとなっていました。
地域の生産者とのつながり
物販コーナーでは、JA兵庫六甲が主催するブースで新鮮な地元産の野菜が販売されており、生産者と直接話しをしながら食材を選ぶ楽しさが多くの訪問者に支持されました。「この野菜はどうやって食べるのか」といった生産者のアドバイスを元に、訪れる人々が嬉しそうに野菜を選ぶ姿は、地域のつながりを強く感じさせました。
参加者たちは「とても新鮮で美味しい!安価で地元の野菜を手に入れられて満足」と、嬉しそうな表情を見せていました。来場者の多くは、グルメ目当てで訪れたものの、地産地消の意義を再認識する機会となったようです。
ワークショップでの体験
「神戸いきものディスカバリー」と銘打たれたワークショップは、毎日放送のお魚博士、尾㟢豪さんがプロデュースし、様々な体験が用意されました。兵庫の水族館とコラボレーションし、子どもたちが海の生き物に触れる「いきものふれあいコーナー」や、オリジナル缶バッジ作り、さらには親子で楽しむぬり絵企画も行なわれました。
子どもたちは興味津々で参加し、お魚博士の説明に反応する姿がとても印象的でした。このようなワークショップを通じて、楽しく学びながら神戸の海の生き物たちについて知識を得ることができたようです。
主催者の想い
主催者は、「神戸の食の魅力を伝え、多くの人に神戸に訪れて欲しい」という想いを込めて本イベントを企画したと話します。今回のイベントで神戸の「おいしい」を再発見し、また遊びに行きたいと思ってもらえたことが嬉しいとのこと。そして来場者へ感謝の意を表しつつ、次回以降の開催に向けた期待感も語っていました。
この2日間で、多くの出会いや発見があった「神戸グルメディスカバリー」。来年のイベントも楽しみですね。