日本語対応の『ZoneMinder』無償公開
オープンソースソフトウェア(OSS)に特化した企業、株式会社デージーネットは、監視カメラシステム『ZoneMinder』の日本語版を2024年9月12日より無償で公開することを発表しました。この取り組みは、日本のユーザーにとって、より使いやすい環境を提供することを目指しています。
『ZoneMinder』とは
『ZoneMinder』は、様々なメーカーの監視カメラと連携し、映像を確認・管理できるソフトウェアです。複数のカメラを同時にモニタリングしたり、動きを検知した際にアラートを生成する機能を備えています。このソフトウェアは、ブラウザやスマホからでもアクセス可能で、使い勝手が非常に良いのが魅力です。
日本語化の背景
日本では、言語の壁が日本語版の利用を妨げていました。そのため、デージーネットは、これを解消すべく日本語化を行いました。これにより、設定や表示がより明確になり、使いやすさが大きく向上することが期待されます。
無償で提供される日本語版『ZoneMinder』は、以下のリンクからアクセス可能です。
公開URLはこちら
『ZoneMinder』の主な特徴
1. 多様なカメラに対応
『ZoneMinder』はRTSPに対応した監視カメラであれば、メーカーを問わず利用できる点が特徴です。これにより、自社のニーズに最適なカメラを自由に選ぶことができます。
2. モーション検知機能
モーション検知では、映像全体を対象にすると誤検出が多発するため、ゾーンを設定することで感度を調整できる機能があります。軽微な動きや光の変化に惑わされず、必要な動きだけを検知することが可能になります。
3. オンプレミス環境の構築
『ZoneMinder』は、自社内のサーバーに構築可能で、データの管理を自己完結できるため、機密情報の保護にも適しています。社内ネットワークだけで運用することができ、セキュリティリスクを低減することが可能です。
デージーネットの追加サービス
デージーネットでは、OSSを利用したシステムの構築支援も行っています。さらに、導入後にはOpen Smart Assistanceというサポートサービスを提供し、運用がスムーズに行えるよう支援します。このサービスには、セキュリティ情報の提供や障害時のオンサイト対応、ソフトウェアのアップデートなど、多岐にわたるサポートが含まれます。
自社でのインストールやシステム構築に不安を感じる企業向けに、安心して利用できる環境を提供しているのです。
まとめ
2024年9月12日から公開される日本語版『ZoneMinder』は、多くのユーザーにアクセスされることでしょう。この取り組みにより、監視カメラシステムはさらに身近なものになり、日本のユーザーにとっても利用しやすくなります。
詳細な情報や導入に関するお問い合わせは、
株式会社デージーネットの公式サイトをご覧ください。