新造船スター・プリンセス、プリンセス・クルーズの仲間に
2025年9月26日、イタリアのモンファルコーネにあるフィンカンティエリ社の造船所で、新造船「スター・プリンセス」の引渡式が盛大に行われ、正式にプリンセス・クルーズに加わりました。これにより、プリンセス・クルーズの客船は17隻目となります。
引渡式にはプリンセス・クルーズ社長のガス・アントーチャや船長のジェナロ・アルマ、フィンカンティエリ社のCEOピエロベルト・フォルジェロ氏、地元政府関係者などが臨席し、同社の造船技術と革新性の高さが際立つ瞬間となりました。
ガス・アントーチャ社長は「スター・プリンセスを迎えることができ、大変誇らしい」と述べ、フィンカンティエリ社との長年にわたるパートナーシップを称賛しました。
約1,600名のスタッフが初乗客を迎える準備が整ったスター・プリンセスは、造船所を出発し、10月4日にバルセロナを起点とする西地中海12日間のクルーズに向けて航行します。
この新しい客船は、総トン数177,800トンで、最大4,300名の乗客を収容可能です。多彩なダイニングやバー、充実したエンターテインメントが用意されており、特に「サンクチュアリー・コレクション」と呼ばれる限定プランでは、専用のレストランや大人専用のプールデッキなど、特別感溢れる体験が提供されます。
さらに、1,500室以上のバルコニー付き客室からはプライベートなパノラマビューを楽しむことができます。注目の施設としては、最新のリラクゼーション&エンターテインメント施設「ザ・ドーム」、革新的な技術を取り入れた「プリンセス・アリーナ」、海の景色を存分に楽しめる「ピアッツァ」、特別な体験を提供する「スペルバウンド・バイ・マジック・キャッスル」などがあります。
スター・プリンセスのクルーズは、10月4日に西地中海でのデビューを果たし、続いて11月7日にはカリブ海のクルーズを始める計画です。その後、パナマ運河を経由してアメリカ西海岸へ向かい、初のアラスカクルーズが期待されています。
プリンセス・クルーズは「ラブ・ボート」としても知られ、豪華なクルーズ体験を提供し続けています。多くのデスティネーションを巡る旅では、クルーズの楽しさとともに、特別な時間を提供することが目的です。
詳細なクルーズの情報はプリンセス・クルーズの公式ウェブサイトをチェックしてください。次世代のクルーズ体験がこの新造船でどのように実現されるのか、期待が膨らみます。