特別な舞台芸術『バレエ・オン・ブロードウェイ』
2026年春、東京の自由劇場にて開催される『バレエ・オン・ブロードウェイ』は、バレエの枠を超えた新たな舞台芸術を体験できる特別な公演です。この舞台の舵を取るのは、ブロードウェイや劇団四季で名を馳せた堀内元氏。彼の率いるアメリカ・セントルイス・バレエ団と、日本の人気劇団四季の俳優たちが共演し、名作ミュージカルの数々が華麗なバレエに生まれ変わります。
この公演では、劇団四季で多くの人々に親しまれた『クレイジー・フォー・ユー』や『ウェストサイド物語』、『パリのアメリカ人』など、ミュージカルの金字塔をバレエとして再演します。世界的に名高い演出・振付家の作業によるバレエ作品群が届けられ、観客の心を掴むことでしょう。
プログラム内容
この特別な舞台は二部構成となっており、第一部では、数々のバレエの名作が披露されます。
1.
ジェローム・ロビンス『INTERPLAY(インター・プレイ)』
この作品では、男女のグループ間の掛け合いが演出されており、バレエの原点とも言える躍動感が満載です。
2.
スーザン・ストローマン『TAKE FIVE MORE OR LESS』
デイブ・ブルーベックの楽曲にのせたこの作品は、ユーモアとリズム感が調和した小粋なバレエです。
3.
クリストファー・ウィールドン『CAROUSEL(回転木馬)』よりパ・ド・ドゥ
歌われるのは名曲「If I Loved You」。セントルイス・バレエ団の男性ダンサーと劇団四季の女性ダンサーが織りなす美しいペアが見どころです。
第二部には堀内元が振り付けを行った自作『セントルイス・ブルース』が上演されます。
音楽評論家安倍寧氏との共同構成によるこの作品は、ブルースの父W.C.ハンディの楽曲を基にした力強さと優雅さを兼ね備えた作品です。 さらに、会場はToya & Friendsというニューヨークの音楽家による生演奏が彩りを加え、劇団四季の俳優たちがこの曲を歌い上げます。
公演の意義と期待感
堀内元氏は、自身のニューヨーク・シティ・バレエでの経験を基に、セントルイス・バレエ団を率いて日本での公演に挑むことに対し、大きな意義を感じています。舞台庁も注目のこの公演には、ジャンルを融合させた新たな試みが待たれています。
観客にストレートに感動を届けるバレエによって、様々な世代が楽しめる公演となることは間違いありません。
公演詳細
a.
日程
2026年4月3日(金)・4日(土)・5日(日)
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会場
自由劇場(東京都港区)
c.
チケット
全席指定 ¥11,000
このように、堀内元が呈する『バレエ・オン・ブロードウェイ』は、バレエとミュージカルの新たな融合を楽しむ貴重な機会です。