未来の科学者を育成
2026-03-24 13:53:24

子ども食堂が未来の科学者を育てる場に生まれ変わる!

子ども食堂が未来の科学者を育てる場に



NPO法人「らいおんはーと」は、2026年3月1日に東京都江戸川区の365日24時間緊急対応型子ども食堂「ぬくぬく」にて、特別な化学ワークショップを開催しました。このイベントは、産業廃棄物処理を手掛ける株式会社ハチオウと、現役高校生及び大学生と連携した「みらい共創」によるもので、「謎の白い粉を特定せよ!」というテーマで行われました。

この取り組みの背景には、子どもたちの「体験格差」の問題があります。日本では、家庭の経済状況によって、習い事や科学館への訪問、専門家と交流する機会に格差が生じています。これを解消するべく、らいおんはーとは地域企業や学生と協力し、食事だけではなく、非日常の学びを提供する場を作ることを目指しています。

調理体験で心をつかむ



イベントの開始は、子どもたちと大学生が協力して昼食作りからスタートしました。作ったのは「カレーのようなミートソースライス」で、一見カレーに見えつつも、実際は全く別のもの。メニュー作りを通じて、子どもたちは大人とのコミュニケーションを楽しみながらオープンな雰囲気の中で活動しました。

このような体験が子どもたちの緊張をほぐし、続く科学実験への期待を高めていきました。

五感を刺激する化学実験



食事の後は、実験ワークショップが始まりました。参加者は5種類の「謎の白い粉」を使って科学の不思議を体験します。粉の正体は塩、砂糖、重曹、クエン酸、洗濯ソーダで、子どもたちはpH試験紙を使って色の変化を観察したり、水に溶かして反応を確かめたりしました。この過程で、化学物質の安全な取り扱い方を学びながら、自らの好奇心を活かす体験をしました。

未就学児から高校生の子どもたちが、大学生からの指導を受けながら実験に挑む姿が印象的でした。他の子どもたちと協力し、未知の粉の正体を探る過程で、科学の楽しさを実感する様子が見受けられました。

高校生・大学生の熱意



本企画を担当した「みらい共創」の学生たちは、子どもたちに化学の魅力を伝えるために全力で取り組みました。関口俊さんは、「科学は難しいだけではなく、とても面白いことを感じてもらえるように、わかりやすく楽しい授業を届けたい」と語っています。

北村謙心さんは、日常生活と化学を結びつけることが重要であるとし、「楽しみながらも、日常へとつながる学びができることを願っています」と述べました。

参加者の声



ワークショップを終えた子どもたちは、楽しかった体験について嬉しそうに語りました。6歳の未就学児は、「色が変わる紙を使って遊んで楽しかった!」と興奮している様子でした。小学生の男の子も、「学校の理科の授業より楽しかった」と話し、化学に興味を持つきっかけができたようです。

地域の教育拠点へと進化



今後、NPO法人「らいおんはーと」は、企業の技術を子どもたちに結びつける活動を加速させる予定です。この取り組みを通じて、子どもたち全てが科学に触れ、夢を描くことができる場所を提供していきます。

及川信之理事長は、「この子ども食堂は、お腹を満たすだけでなく、質の高い体験を提供する場所であるべき」と目指す方向性を示しました。この小さな拠点を基に、日本の教育の新たな形を発信し続ける意思を強調しています。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人 らいおんはーと
住所
江戸川区鹿骨2-33-11
電話番号
03-6310-1048

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