外国人の活躍を促進する新たな採用プラットフォーム『Dokojob』の全貌
株式会社Emunitasが新たに発表した採用プラットフォーム『Dokojob(ドコジョブ)』は、外国籍の人材のスキル評価から定着支援までを一手に支える画期的なサービスです。このプラットフォームの正式なリリースは2025年6月25日であり、今後の労働市場における大きな変化を期待させるものとなっています。
モダンな外国人材採用ソリューション
『Dokojob』は、外国人材の紹介・推薦・採用に関わるさまざまな関係者が共通で利用できるプラットフォームです。具体的には、候補者の情報を一元管理し、求人情報を共有することができます。また、進捗のリアルタイム更新や履歴書の自動生成といった機能が備わっており、採用業務における情報の分断を解消します。
日本の現状を考えると、少子高齢化や地域経済の問題から、外国人材の存在がますます重要視されています。しかし、採用プロセスには依然として手作業が介在し、多くの非効率が存在しています。具体的には、推薦のタイミングが遅れることで選考が進まなかったり、誤解が生じることで内定が消えてしまうことが多いのが現状です。こうした課題に対処するために、『Dokojob』が誕生しました。
3つの構造課題を解決
『Dokojob』は、外国人材採用の現場で抱える以下の3つの構造課題に真正面から挑むことで、業務の効率化を図ります。
1. 情報分断の解消
複数の国や制度にまたがる候補者情報と求人情報を一元的に管理します。一画面ですべての進捗、証明書、評価、面談日程などを把握できるため、複雑な情報の管理が大幅に簡素化されます。
2. 機会損失の削減
『Dokojob』では、他の紹介会社や登録支援機関の求人と自社の候補者を相互に推薦することが可能です。これにより、未成約の人材が新たなチャンスを得られる市場が生まれ、選考プロセスが活性化します。
3. 書類の格差を解消
評価付きのプロフィールや証明書を反映させた履歴書を、クリック一つで自動生成します。この機能により、誰でも「読み手に届く書類」を簡単に作成することができます。
未来への展望
今後『Dokojob』は、採用業務のさらなる効率化に加え、人材の定着支援にも踏み込む見込みです。具体的には、自動化された一次面接をAIアバターが行う機能や、内定者フォロー機能、就業トラブル通報機能などを開発中です。これらの機能は2025年8月にPoCが開始予定です。
代表のビジョン
Emunitasの代表取締役である山口由人氏は、ドイツでの自身の経験から、外国人としての生き方や働く権利の大切さを深く理解しています。彼は、日本には血縁や資本に左右されず、自分の力で人生を切り開くことができる環境が整っていると述べています。『Dokojob』は、そのような環境を作るための雇用インフラであり、誰もが自らの名前でスムーズに働ける社会を実現することを目指しています。
会社概要
株式会社Emunitasは「Empower Everyone’s Potential」を企業のミッションとして掲げており、外国籍人材が日本の観光・ホテル産業や製造業で信頼される存在になるインフラづくりに取り組んでいます。今後も、私たちの社会における外国人材の活躍を強力に支援していくことでしょう。