九州新幹線エリアへのCO2ゼロサービスの導入
2024年10月から、九州新幹線エリアにおいてCO2排出量を実質ゼロにする新しいサービスが導入されます。このサービスは、すでに東海道・山陽新幹線で提供されている「エクスプレス予約法人会員向けCO2フリー電気」の延長線上に位置しており、移動中に発生するCO2排出量を気にすることなく快適に移動できるアプローチを提供します。
1. サービスの背景と目的
この取り組みは、環境保護への関心が高まる中で、企業が持続可能な移動手段を選択する際のサポートを目的としています。特に、ビジネスシーンでは出張が多く、移動によるCO2の排出が問題視されることから、企業がこのサービスを導入することで、より持続可能な社会の実現を目指しています。導入企業の増加により、2024年10月時点で九州新幹線エリア(博多~鹿児島中央間)でもサービスを利用できるようになるのです。
2. 新サービスの具体的な内容
この取り組みでは、以下のようにCO2フリーの電気を利用したサービスを提供します。
- - 電力調達: JR各社が電力会社からCO2フリー電気を調達します。
- - 利用方法: エクスプレス予約法人会員の出張利用分に対し、このCO2フリー電気が充当されます。このため、会員はCO2フリー電気を購入する際に追加料金が発生しますが、それに伴いCO2削減効果が証書として発行されます。
- - 環境保護の証: 利用者は移動を通じて地球環境への負荷を軽減しているという実感を得ることができます。
3. 九州新幹線エリアの拡大
新サービスの提供により、エクスプレス予約法人会員が東京から鹿児島中央までの移動時にCO2排出量を実質ゼロにできます。これは企業活動に関連する他社のCO2排出量も考慮したScope3に関連する取り組みであり、より広範な環境負荷の軽減に寄与します。
4. サービスの名称と意図
新サービスの名称は「GreenEX(グリーンイーエックス)」に決定されました。この名称は、環境保護を意識する「Green」とエクスプレス予約サービスを意味する「EX」を組み合わせたもので、利用者が地球環境に優しい選択をすることを促す意図が込められています。名前は商標登録出願中です。
5. まとめ
この新しい取り組みによって、ますます多くの企業が環境に配慮した移動手段を選択できるようになります。今後、JRはCO2排出量ゼロへの道を進め、地球環境保全へ寄与する活動を続けていくことでしょう。ご興味がある方は、詳細についてサービスホームページを訪問されることをお勧めします。
- JR東海エクスプレス予約セールスプロモーショングループ
- Email:
[email protected]
これからも環境意識の高まりとともに、持続可能な移動手段を利用する動きが広がることを期待しましょう。