小田急電鉄が新型ロマンスカーの設計を開始!
小田急電鉄は、2027年4月に開業100周年を迎えることを記念して、新型ロマンスカーの設計着手を発表しました。この車両は、2029年3月の運行開始を目指しており、特急ロマンスカーEXE(30000形)の代替えとなり、観光地の箱根を再活性化する役割も担います。
新型ロマンスカーのコンセプト
新たに登場するロマンスカーは、これまでのロマンスカーブランドの伝統と歴史を受け継ぎつつ、国内外のお客様に選ばれる上質な移動体験を提供することを目指しています。10両編成の特急ロマンスカーは、最大578人の定員を誇り、通勤やショッピングにも重宝されてきました。
設計パートナーとの共同作業
新型ロマンスカーの内外装デザインは、株式会社COA(一級建築士事務所)との協力のもとに進められます。この会社は地域とのつながりを重視し、利用者を思いやる設計に定評があります。さらに、実際の製造は日本車輌製造株式会社が担当します。
これからのプロセス
小田急電鉄は今後約1年間、新型ロマンスカーのコンセプトとデザインを深化させ、利用者のニーズに応える車両を目指します。製造の決定については、社内手続きを経て随時発表される予定です。また、特設サイトを設けて情報提供を行うことも計画しています。
現行ロマンスカーの振り返り
現行の特急ロマンスカーには、EXE(30000形)と、2023年12月に引退したVSE(50000形)があります。VSEは観光用として設計され、展望席や連続窓など、乗客に最高の体験を提供するための工夫が随所に施されていました。
まとめ
新型ロマンスカーの登場は、100周年を迎える小田急電鉄にとって重要なステップです。地域の文化を大切にし、未来に向けた移動手段としての進化が期待されています。これからの情報更新にぜひご注目ください。