AI管理国際規格発行
2025-08-27 13:50:44

日本規格協会、AIマネジメントシステム国際規格の対訳版を発行!

日本規格協会が発行したAIマネジメントシステムの国際規格



一般財団法人日本規格協会が、2025年8月18日(月)に「ISO/IEC 42006:2025」を英日対訳版としてリリースしました。この規格は、人工知能(AI)を適切に管理するための「AIマネジメントシステム」が国際基準に従っているかを確認するためのガイドラインとして位置付けられています。

「ISO/IEC 42006:2025」について



「ISO/IEC 42006:2025」は、情報技術におけるAIマネジメントシステムの審査及び認証機関に対する要求事項を規定しています。この新しい基準は、AIシステムを導入する企業や組織にとって必須のものとなるでしょう。

  • - 英語版: 税込価格32,395円(A4判31ページ)
  • - 邦訳(英日対訳版): 税込価格58,311円(A4判78ページ)

この対訳版は、審査員や認証機関がAIマネジメントシステムの構築と評価を行う際に役立つ内容で満たされています。これにより、企業は国際基準に基づいた適切なAIの管理方法を学ぶことができます。

AIマネジメントシステムの重要性



今日、AIは様々な業界で幅広く利用されるようになり、その利点は多岐にわたりますが、一方でリスクも伴います。AIを管理するための社内ルールを構築し、認証を得ることは、企業がこうしたリスクを軽減し、AIの恩恵を最大限に引き出すための第一歩です。

同時に、日本規格協会は「ISO/IEC 42001:2023」というAIマネジメントシステムの国際規格も提供しています。こちらも重要なもので、企業がAIを倫理的かつ責任を持って管理するための指針を提供します。

  • - 英語版: 税込価格41,591円(A4判51ページ)
  • - 邦訳(英日対訳版): 税込価格67,221円(A4判120ページ)

両規格とも、企業がAIのリスクを適切に管理し、利用するためのフレームワークを提供することが目的です。

おわりに



日本規格協会は、1945年に設立された標準化に関する総合的な機関です。JIS規格や国際規格の開発、各種セミナー及びマネジメントシステムの審査登録など様々な事業を行っています。

これらの新しい国際規格は、企業が迅速に変化するAIの環境の中で適切に対応するための重要な資源となるでしょう。 AIマネジメントシステムに関する詳細や購入については、日本規格協会の公式サイトをご確認ください。


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会社情報

会社名
一般財団法人日本規格協会
住所
東京都港区三田3-11-28三田Avanti
電話番号

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