BS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴」でまさかのカー・オブ・ザ・イヤー発表!
11月16日放送のBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴NO CAR, NO LIFE!」では、番組恒例の「愛車遍歴的カー・オブ・ザ・イヤー2024」が発表されました。選考委員長を務めたのは、トヨタ86やスープラ開発にも携わった元トヨタ自動車開発エンジニアの多田哲哉氏。国産軽自動車から憧れのスーパーカーまで、多様な車種の中から選ばれた今年の1台は、視聴者にも大きな驚きを与えました。
番組では、多田氏が独自の視点で4台の候補車を厳選。その選定基準は、単なる性能だけでなく、開発者としての情熱や、日本の道路環境への適合性なども考慮されたようです。
まず紹介されたのは、ホンダの軽自動車。F1撤退後もホンダの技術を凝縮した一台で、多田氏は開発陣の熱い思いと高い完成度に称賛を送っていました。日本の道路事情に最適化された設計や、IT化が進む中であえて残されたアナログ要素も評価ポイントだったとのこと。
続いて登場したのは、フランス車。パリの石畳で鍛え上げられたという高いサスペンション性能が注目を集め、多田氏は開発者視点からの詳細な解説でその魅力を伝えていました。
3台目には、誰もが認める名車、ポルシェが登場。多田氏はポルシェの高い技術力やユーザー目線での設計を解説し、自身のトヨタ・スープラ開発との関わりを交えながら、ポルシェとの比較や競争について語りました。
そして最後の候補車は、経済発展著しい国から誕生したEV車。多田氏は、バッテリー技術の高さを評価しつつも、日本のメーカーがさらなる努力を必要とする点を指摘。次世代の開発者へのメッセージも込められた、未来を見据えた選考でした。
そして、いよいよ発表された「愛車遍歴的カー・オブ・ザ・イヤー2024」は、おぎやはぎも驚く、まさかの1台。多田氏自らがハンドルを握って登場したその瞬間、スタジオは騒然となりました。選考過程や受賞車の詳細については、ぜひ番組をご覧ください。
さらに、番組では、長年選考委員を務めてきたおぎやはぎから衝撃の発表も。なんと、選考委員からの引退宣言が!小木博明氏の発言からは、複雑な心境が垣間見えました。
11年間続いた「愛車遍歴的カー・オブ・ザ・イヤー」は、多田氏と、そしておぎやはぎという個性豊かな選考委員によって、毎年話題を提供してきました。今回の発表で、新たな時代の幕開けを感じさせる、そんな回となりました。
番組公式HP、X(旧Twitter)、Instagramでは、番組情報や未公開シーンなどが公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。