群馬県が切り開く未来の働き方「GUMMA DX WORLD 2022」
群馬県が誇るデジタルトランスフォーメーション(DX)をテーマにしたイベント「GUMMA DX WORLD 2022」が、2022年の12月1日から3日の期間にわたって開催されます。本イベントは、オンラインとオフラインが融合したハイブリッド形式で行われ、参加者はさまざまなプログラムを通じて新しい働き方や業務改革について学ぶことができます。
この試みは、群馬県の企業や地域行政の協力を得ながら、これからの働き方を模索するものです。特に、群馬県は昨年、デジタルトランスフォーメーション戦略課を設置し、DXの推進に力を入れています。イベントでは基調講演やコワーキングスペースを活用した研修、「トランスフォーメーション思考」に関する企業向け合宿などが用意されており、地域全体での変革を目指しています。
近年、ビジネス界ではWeb3.0、NFT、メタバースといった新技術の導入が進んでおり、これらを活用することが急務となっています。GUMMA DX WORLDでは、こうした新しい技術を理解し、実装に向けた知識を深める機会が提供されます。
イベントのハイライト
12月1日:群馬DX未来会議
イベントの初日、12月1日には、群馬県玉村町出身の今井晶也氏(株式会社セレブリックス)や富岡市出身の大塚友広氏(株式会社イノベーション)を迎え、「群馬DX未来会議」と題したパネルディスカッションが行われます。このディスカッションでは、地域におけるDXの推進と未来の働き方について議論されます。
12月2日:メタバースでのグローバルインターンシップ体験
次の日、12月2日には、メタバース空間を利用したグローバルインターンシップ体験やVRoidのアバター作成に関する勉強会が予定されています。これにより、参加者は次世代教育の最前線に触れることができます。
12月3日:オフサイト合宿
最終日の12月3日には、群馬県内でのオフサイト合宿イベントも企画されています。この合宿を通じて、地元企業同士やDX企業とのネットワーキングの場が拡大し、横のつながりや情報交換が促進されます。
メタバース展示会
また、イベント期間中はメタバース上にリアルな展示会を再現したスペースも公開されます。参加者は、全国からウェブを介してこの展示会に参加し、群馬の企業やDX関連のブースを訪問することができるのです。メタバース空間では、各ブースで流れる映像を視聴したり、資料を受け取ったりしながら、担当者との商談や情報交換が行えます。
地域の未来を考える
「DX WORLD」の実行委員会は、営業のデジタル化を支援する一般社団法人法人営業デジタル化協会と、地方企業のマーケティング支援を行う株式会社musuhiによって構成されています。この二つの団体は、地域の課題を解決するために協調し、持続可能なビジネス環境を築くことを目指しています。
群馬県の五十嵐政貴実行委員長は、「DXという言葉が日本で広まってから時間が経っているが、自信を持って実行できている地域は少ない。地方では新たなトレンドに触れる機会が少ないため、DXを通じて地域の変革を実現していきたい」と語っています。このイベントを通じて、地方から未来を切り開く意欲を持った方々を広く歓迎します。参加者はぜひ新しい技術を体験し、未来のビジョンを共有する機会を享受してください。
開催概要
- - イベント名称: GUMMA DX WORLD 2022
- - 開催期間: 2022年12月1日(木)〜3日(土)
- - 開催内容: メタバース展示会、基調講演、ワークショップ
- - 公式サイト
このように「GUMMA DX WORLD」は、群馬から未来を創造するための重要な第一歩となります。