M&AプラットフォームTRANBIが安全性の強化に取り組む
事業承継やM&Aマッチングを手掛ける「TRANBI(トランビ)」を運営する株式会社トランビが、M&A取引の安全性を一層強化するために新たなサポート体制を発表しました。これにより、ユーザーが安心して取引を進められる環境の整備を図ります。
安全な取引のための取り組み
TRANBIはこれまでにも、M&A取引に関わるトラブルやリスクに対して、さまざまな対策を講じてきましたが、昨今の悪質な買い手によるトラブルが多発する中、さらに具体的な施策の導入が求められていました。
(1)SimpleCheckの導入
今回新たに導入されるのは、シンプルフォーム社の「SimpleCheck」です。このシステムでは、法人名を入力するだけで、瞬時に情報が収集でき、30秒でリスク評価のレポートが生成されます。これにより、TRANBIでは不適切な利用者の利用を制限し、ユーザー同士のトラブルを未然に防ぐことが可能になります。M&Aの仲介においては、未然のリスクを除去することが非常に重要であるため、この導入は大きな一歩と言えるでしょう。
(2)定期的なセミナー開催
TRANBIでは定期的にオンラインセミナーを開催しており、そこで最近発生したトラブル事例を紹介しています。これにより、リスク回避に関する具体的なノウハウが提供され、利用者が安心して取引を行えるようサポートしています。参加者からは「実際のトラブル回避法が学べて良かった」といった声も寄せられており、セミナーの効果が実証されています。
(3)HP&SNSでの情報発信
TRANBIの公式サイトとSNSでも、安心・安全な取引に向けた取り組みを積極的に発信しています。公式noteではM&Aに関する情報を随時更新し、ユーザーにリスク回避のための情報を提供しています。企業としても、ユーザーが常にリスク情報を把握できる環境を整えていく所存です。
TRANBIについての知識
TRANBIは、2011年に日本初の事業承継・M&Aマッチングプラットフォームとしてスタートしました。このプラットフォームは、全国どこからでも事業を譲りたい人と引き継ぎたい人が出会える場を提供,法人や個人を問わず、様々な業種や事業規模に対応しています。
システムを通じて、売り手は匿名で案件を公開でき、買い手は多様な条件から希望に合った事業を検索・交渉できるため、多くの利用者に支持されています。更に、地域に根ざしたスモールM&Aや後継者不在企業の支援なども行い、広範なサービスを展開中です。
2021年には利用料金を月額定額制に変更し、中小企業や個人でも手軽に利用できるプラットフォームを整備しました。特に、「はじめてのM&AならTRANBI」を掲げることで、新規利用者の取り込みにも尽力しています。
これからもTRANBIは、利用者が安心して取引できる環境を提供し、M&Aのハードルを下げるための取り組みを続けていくことを誓っています。次世代のM&Aプラットフォームとして、さらなる成長を目指すTRANBIに目が離せません。