『DAC-NOTE』がNETISに登録！建設業界の革命的ツールが誕生

『DAC-NOTE』がNETIS登録を果たす

昨今の建設業界において、業務効率化が求められる中、タブレットを活用した新たなアプローチとして、現場タブレット野帳CADアプリ『DAC-NOTE』が国土交通省の新技術情報提供システムであるNETISに登録されました。この登録は、建設業界に革命をもたらす可能性を秘めています。

DAC-NOTEの概要

DAC-NOTEは、建設現場での情報収集と管理をスマートフォンやタブレットで行うことを可能にするアプリです。これにより、従来の紙の野帳の使用を代替し、リアルタイムで情報を記録することができます。これまでの情報管理の常識を覆すこのツールは、2023年4月にサービスを開始し、多くの建設コンサルタントや点検会社に支持されています。

今回のNETIS登録は、DAC-NOTE利用者からの実績を基に国土交通省に申請され、業務効率化を促進するためのプロセスが厳格に審査されました。このプロセスには、DAC-NOTEを運営する岡辺スバル雅之氏が現場での機能追加や改善に取り組んできた姿勢が反映されています。

業務効率化の具体例

DAC-NOTEの導入によって、デスクワークの時間が6日から3日に短縮されたというトンネル点検の事例もあります。これは、建設業界における業務効率化の効果を裏付ける非常に印象的なデータです。 DAC-NOTEは、工程管理や情報共有をスムーズに行うことで、時間的なコストを削減し、全体のプロジェクト進行を円滑に進めます。

NETIS技術の活用メリット

DAC-NOTEを通じて体験できるNETIS技術の活用には、主に以下のメリットが挙げられます。

1. コスト削減と工期短縮：効率的な業務遂行により、資金と時間の両面でのコスト削減が期待できます。
2. 公共工事の入札における加点：DAC-NOTEの使用は公共工事の入札において、評価基準の加点対象となり、入札の優位性を高める要因となります。これは、建設業界の競争がますます激化する中で重要な要素です。
3. 義務化されたNETIS技術の利用：2020年度以降の規制により、多くの国土交通省発注の土木工事にはNETIS技術が利用されることが義務化され、DAC-NOTEはこれらの基準を満たすための強力なツールとして活用可能です。

さらなる取り組みへ

今後、DAC-NOTEはさらなる機能改良を進め、より多くの業界関係者に使ってもらえるよう努力するとのことです。「インフラメンテンナス・建設現場最前線を、もっとハッピーにする！」というビジョンに向けて、引き続き全速前進していく決意を表明しています。新たな技術の導入は、未来の業界の形を変える大きなチャンスです。