新作『養生』の魅力
2025-11-06 11:07:48

ゆうめい新作『養生』が描く会話の裏側に迫る芸術の深淵

舞台『養生』とは



日本の演劇界で注目される団体、ゆうめいが手掛けた新作『養生』は、労働の現場を舞台にした心温まるストーリーです。この作品は、第68回岸田國士戯曲賞を受賞した戯曲『ハートランド』の作家、池田亮によって書かれました。原作となる体験を元にしたこの作品は、夜勤の仕事を通じて交わされる会話や人間関係の微妙さを巧みに描いています。

初演の成功



2024年の初演は下北沢のザ・スズナリで行われ、たったの4日間の公演にも関わらず、観客から大きな反響を得ました。また、優れた演出により読売演劇大賞の優秀演出家賞も受賞しています。このことからも、なぜ『養生』が特別な作品とされるのかが伺えます。

10周年の集大成



2025年12月、ゆうめいはさらなる進化を遂げ、北海道で『養生』を上演します。これは創立10周年を迎えるゆうめいにとっての集大成であり、戯曲、演出、そして美術作品において新たな領域に挑戦する機会です。この公演は、観客に新たな体験をもたらすことでしょう。

公演詳細



公演日程: 2025年12月6日(土)と7日(日)
- 12月6日 18:00開演
- 12月7日 13:00開演

会場: クリエイティブスタジオ
上演時間: 約110分
アフタートーク:
- 12月6日: 池田亮、出演者3名
- 12月7日: 池田亮、徳永京子(演劇ジャーナリスト)

ストーリーの一端



この物語は、美大生の橋本と大学生の阿部が夜勤のアルバイトで出会うところから始まります。彼らは正社員になった未来を笑い合いながら、10年後、なんと本当にその道を歩むことになります。阿部は家庭を持ち、橋本は著名な作家としての成功を収めるなど、それぞれ異なる人生を送りつつ、夜勤の現場での出会いや人間関係が描かれています。

チケット情報



公演チケットは全席自由で、一般料金は3,500円、25歳以下は2,000円で入手できます。チケットはオンラインでも購入可能で、各種窓口で取り扱われています。特にU25の方は生年を証明するものを持参すれば割引が適用されるため、若年層の観客にも優しい配慮があります。

関連イベント



『養生』公演に合わせて、ゆうめいの10周年を祝う展示『まわるしかく』も開催されます。過去の公演映像やインスタレーション作品が披露され、団体の歴史を振り返る機会となるでしょう。データとしても記録に残り、これからの創作活動へとつながるイベントです。

終わりに



ゆうめいが贈る『養生』は、ただの演劇作品を超えて、観客との間に新しい視点を提供することを目指しています。この機会に是非、彼らの作品を体験してみてはいかがでしょうか。感動的な物語と共に、演劇の持つ意義を再考する良い機会になることでしょう。


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会社情報

会社名
公益財団法人札幌市芸術文化財団
住所
札幌市南区芸術の森2丁目75番地
電話番号
011-592-5111

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