「管理ロイド」の新機能
2025-11-06 09:49:03

不動産業界を変革する「管理ロイド」の新機能とは?

新機能で不動産管理を効率化する「管理ロイド」



株式会社THIRDが展開するAIによる不動産管理クラウドシステム「管理ロイド」が、堅実なアップデートを遂げました。この度、不具合管理機能が大きく強化され、特にカスタムフィールド機能の導入によって、業務の効率化とAIオプションとのシームレスな連携が可能となりました。

【ビル管理における不具合の課題】


不動産の運用において、収益を最大化するためには、修繕や維持管理費の最適化が重要です。オーナーにとって、不具合や故障は収益を減少させるリスクであり、その迅速な発見と対応が求められています。従来のビル管理では、報告が紙やExcelで行われ、多大な手間と時間がかかっていました。

「管理ロイド」はこれまで、アプリ入力による不具合報告と修繕ステータスの管理を行い、業務の効率化に寄与してきました。今回のアップデートでは、特に「不具合情報の構造化」を目指し、新たにカスタムフィールド機能を搭載しました。

【アップデートの狙い】


これまでの不具合管理機能は、フリーテキストによる入力が中心でした。そのため、データの正規化や検索・分析が課題でした。新たに導入されたカスタムフィールド機能により、報告時に任意の項目を設定することができ、データの構造化が実現しました。これにより、入力作業の負担を軽減しつつ、分析に必要なデータを統一的に蓄積できるようになります。

具体的には、以下のような項目がカスタマイズできます:

  • - 対象機器:例えば、空調や給排水、照明など。
  • - 発生場所:特定のフロアや部屋。
  • - 状況:異音や漏水、動作不良。
  • - 原因推定:経年劣化や配線不良。
  • - 対応内容:応急処置や交換。

これらの要素をカスタムフィールドで設定することで、不具合情報が整然と管理され、分析やAI活用の基盤が整います。これにより、不具合への的確な診断と迅速な対応が可能となり、修繕コストの最適化が期待できます。

【AI活用による今後の展開】


正規化された不具合データは、今後のAIによる革新的な機能開発に活用できます。人材不足が深刻化する中、THIRDではAIが熟練技術者の判断力を補完する機能の開発にも取り組んでいます。その一環として、「AI所長機能」が注目されています。これは、設備台帳や不具合履歴を学習したAIが、不具合に対する判断に近い情報を提供する仕組みです。

この機能により、経験の浅いスタッフでも適切な対応が可能となり、現場の人手不足の問題を緩和できます。人間からAIへの知識の移転が進むことで、技術的な知的資本が企業に帰属する基盤が形成されます。

【「管理ロイド」の特長】


「管理ロイド」は、不動産管理会社向けのAI-SaaSソフトウェアです。無料アプリを活用することで、現場での点検や報告が簡素化され、業務のペーパーレス化が進むとともに、労働生産性が向上します。また、新機能の「遠隔監視オプション」によって、設備管理業務も効率的に行えます。このように、THIRDは不動産業界におけるデジタル革新を牽引する存在です。

【まとめ】


株式会社THIRDが提供する「管理ロイド」のアップデートは、不動産管理の現場に大きな変革をもたらすでしょう。AIを駆使した最新の機能によって、業務の効率化や収益最大化の実現が期待されます。今後もAI技術の進化に伴い、不動産業界に新たな価値を提供し続けることが求められています。


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会社情報

会社名
株式会社THIRD
住所
東京都新宿区四谷4-25-13濱庄ビル2階
電話番号
03-6274-8031

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