NTTデータグループ、Pendoを活用した新プロジェクト発表
NTTデータグループが、従業員の体験向上を目指して新たにPendoを導入することを発表しました。Pendoは、ソフトウェア体験を向上させるミッションを掲げ、すべてのソフトウェア体験を資産として管理するプラットフォームを提供しています。この取り組みによって、NTTデータグループは、約20万人の従業員の業務効率化を図ります。
NTTデータグループの現状
NTTデータグループは、日本国内で最大規模のITサービスベンダーであり、世界50か国に事業を展開しています。国内では約12万人のビジネスパートナーと共に、安全でスムーズな社内IT環境の整備に力を入れており、システム基盤、ITサービス、ヘルプデスク業務など多岐にわたるサービスを提供しています。さらに、SAPやServiceNowといったクラウドサービスを駆使して、120を超える社内システムを運用し、従業員が最適な業務体験を得られるよう努めています。
Pendo導入の背景
今回のプロジェクトでは、Pendoを活用して社内システムの利用状況をデータとして可視化します。これにより、業務上のボトルネックを明らかにし、改善を図ることができる仕組みを構築。デジタルROIを測定し、IT投資の効果を明確にすることが目的です。初年度には限定的にPendoを導入し、その成果を踏まえた上で、全社的な展開を進めていく計画です。
従業員体験の重要性
従業員体験(EX)の向上は、企業の生産性を高める重要な要素であると考えられています。NTTデータグループは、全従業員がより良いシステム体験を享受できる環境づくりを進めることで、従業員の満足度や業務効率を向上させようとしています。この取り組みから得られる知見は、他の国内外企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)のベストプラクティスとしても展開される予定です。
Pendoについて
Pendoは、ユーザーを理解し、行動に基づいたパーソナライズを実現する「ソフトウェア体験管理(SXM)」プラットフォームを提供しています。顧客向けのアプリケーションや、デスクトップ、モバイルに適応可能で、非技術者でも容易に活用できる点が特長です。これにより、企業は顧客や従業員のニーズに合った柔軟で効果的なソフトウェア体験を提供できるのです。
Pendoは、急成長する企業や業界を問わず、多くの企業に導入されており、毎月9億人以上がそのプラットフォームを利用しています。NTTデータグループがPendoを導入することで、さらに多くの企業がこのプラットフォームの効果を実感することになるでしょう。
結論
NTTデータグループのこの新しい試みにより、社内システムが進化し、従業員一人ひとりが快適に業務を行える環境が整うことが期待されます。Pendoの導入は、新たな可能性をもたらし、企業全体の業務効率の向上に寄与することでしょう。