山形の防災イベント
2025-10-07 12:33:29

山形県で外国人入居者向けに防災意識向上イベント開催

防災意識向上イベントが山形で開催



2025年9月27日、山形県米沢市のすこやかセンターで、「防災意識を高め安心安全な暮らしを!ベトナム人入居者対象の防災イベント」が開催されました。本イベントは、ビレッジハウス・マネジメント株式会社が主催し、同社が管理する「ビレッジハウス八幡原」と「ビレッジハウス万世」に住むベトナム人を対象として行われました。

当日は、定員の37名が参加し、山形県防災士会の鈴木美香氏による防災講義が行われました。参加者は、山形県における災害状況や地震のメカニズム、地域のハザードマップについて学ぶ貴重な機会を得ました。特に、最近頻発している豪雨時の「垂直避難」の重要性や、日常生活での「ローリングストック」による食材備蓄の方法について具体的な説明がありました。

さらに、体験型の防災訓練としてシェイクアウト訓練が行われ、地震が発生した際の身の守り方を実践しました。また、消火器の取り扱いや心肺蘇生法の実技も行われ、参加者は自らの手で知識を深めました。

「ビレッジハウス八幡原」では56人が入居中、うち51人がベトナム人であり、「ビレッジハウス万世」では159人中129人がベトナム人という状況です。多くのベトナム人入居者が日本での生活を始めたばかりで、地域社会に適応するための支援を求めています。今回のイベントでは、防災士の鈴木氏から「日本の地震や災害に備えることの重要性」について力強いメッセージが寄せられました。「言葉の壁を乗り越え、皆で助け合いながら災害を乗り越えましょう」との呼びかけがあり、参加者にとっても痛切に響いたようです。

参加者からは、「この防災訓練に参加できたことを嬉しく思う。地震はいつ起きるかわからないため、備えが大切だと感じました」との声が聞かれ、「消火器の使い方を学べて本当によかった」との感想も寄せられました。

ビレッジハウスでは、安心して暮らせるための活動を続けており、過去には兵庫県、愛知県、滋賀県などで防災イベントを開催してきました。今回の米沢市での開催は、山形県初の取り組みで、多言語サポートを充実させながら、外国人の入居者に対する理解と支援を進めています。

生活マナー講義でも、地域のゴミ分別ルールを具体的に教えるなど、参加者の生活全般にわたるサポートを行っています。今後もビレッジハウスは、安心安全な住環境を提供するために取り組んでいくとし、多文化共生社会の実現に貢献していく意向を示しています。

イベントの詳細


  • - 主催: ビレッジハウス・マネジメント株式会社
  • - 日時: 2025年9月27日(土) 10:30~11:30
  • - 場所: 米沢市すこやかセンター大会議室
  • - 対象者: ビレッジハウス八幡原及び万世に居住するベトナム人入居者

ビレッジハウスは、ただの住まいの提供ではなく、入居者一人ひとりの生活の質を向上させるため、今後も多様な取り組みを続けていきます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
ビレッジハウス・マネジメント株式会社
住所
東京都港区虎ノ門4-3-13ヒューリック神谷町ビル4F
電話番号
03-6775-9353

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。