絵おと芝居2025
2025-08-01 15:04:32

広島の復興を描く舞台「絵おと芝居2025」が11月23日に初上演

「絵おと芝居2025 ~ヒロシマを復興させた力~」初上演



広島ホームテレビが企画する新作舞台「絵おと芝居2025」が、11月23日に安田学園白島キャンパスの講堂で初めて上演される。このプロジェクトは、被爆80年企画と開局55周年記念事業の一環として実施され、一般社団法人まち物語制作委員会との共同で行われている。最後の仕上げとして実施されるクラウドファンディングも注目を集めており、平和を発信するための支援を呼びかけている。

「絵おと芝居」とは、広島市在住の紙芝居作家・いくまさ鉄平氏が手掛けた新しい舞台表現形式で、復興をテーマにした物語を大型スクリーンに投影した紙芝居の映像と音楽の生演奏を組み合わせたもの。若者たちが朗読に参加することで、次世代への被爆継承の形を模索する試みがされており、観客に深い感動を与えることが期待されている。演目は「広島サッカー復活物語」や「ヒロシマ第九伝説」、新作の「青空教室物語」など、広島の歴史に根ざした内容が盛り込まれている。

公演内容


1.「広島サッカー復活物語」


元サッカー日本代表の下村幸男さんを主人公に、広島のサッカー復興の過程を描いた物語。市民に活気と希望を与えたストーリーが展開される。
  • - 上演者: 修道中学校・修道高等学校放送班
  • - 演奏者: SHIBA(パーカッション・マリンバ)、明神あみ(エレクトーン)

2.「ヒロシマ第九伝説」


廃虚の中で生まれた音楽喫茶が人々に明るい希望をもたらした第九レコードコンサートの故事を描く。音楽の力が持つ可能性を再認識する内容となっている。
  • - 上演者: 広島ホームテレビアナウンサー
  • - 演奏者: 森恭子(エレクトーン)、山下京子(歌・キーボード)

3. 新作「青空教室物語」


原爆投下からわずか2週間後に学校再開を果たした教師たちの苦悩と希望を描き、地域の教育における復興の力を表現する。
  • - 上演者: 安田女子中学高等学校放送部
  • - 演奏者: SHIBA(パーカッション・マリンバ)、明神あみ(エレクトーン)

クラウドファンディングの意義


公演の成功に向けた資金を集めるため、8月6日よりクラウドファンディングの募集がスタートした。このプロジェクトは、広島の復興の力を伝え、平和な世界を目指すための重要な取り組みである。目標金額は100万円で、支援が得られなければ全額返金となる「All or Nothing方式」が採用されているため、応援が不可欠だ。

まとめ


「絵おと芝居2025」は、広島の歴史を振り返り復興の力を伝える試みであり、平和な未来へのメッセージが込められている。子供たちから次世代への橋渡しが行われるこの企画は、平和発信の新しい形として注目される。

詳しい情報や応援の方法については、広島ホームテレビの公演サイトやクラウドファンディングのページを確認してほしい。


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