新たなSDS配布管理サービス「ケミカン配布管理」登場
株式会社ケミカンが、新サービス「ケミカン配布管理」を発表しました。このサービスは、化学物質に関する重要な情報を含むSDS(Safety Data Sheet)を、取引先に効率的に配布するための独自の機能を備えています。これまで、1,000社以上の企業が利用する「ケミカン」では、SDSのデータ管理や法令遵守を支援してきましたが、これによりさらに業務の効率化を図ることができるのです。
SDS配布業務の現状と課題
SDSは化学物質の安全性に関する情報を提供する重要な書類であり、適切な配布が法律で義務付けられています。しかし、実際の業務では、以下の課題が存在しています。
- - 営業担当者が最新のSDS情報を把握できていない。
- - どのSDSファイルを誰に配布したかの記録が存在しない。
- - 自社ウェブサイトでのSDS公開が困難である。
- - 配布記録が不明確なため、監査で問題を指摘される。
- - 法改正に伴うSDSの更新作業が多大な負担となる。
こうした課題を背景に、ケミカンは「ケミカン配布管理」を開発しました。
「ケミカン配布管理」の主な機能
「ケミカン配布管理」では、以下のような特長を通してSDSの配布業務をサポートします。
1. 最新版SDSの一元管理
アップロードされたSDSは自動的に同一判定やバージョン判定が施され、どのファイルが最新版なのかを即座に確認できます。これにより、情報の混乱を防ぎます。
2. 配布履歴の自動記録
「誰に、いつ、どのSDSを配布したのか」を自動で記録し、その情報を履歴として保存します。これにより、監査時のエビデンス提出が驚くほど容易になります。
3. 柔軟な公開設定
SDS毎に、「非公開」「特定取引先のみ公開」「全公開」など、公開設定を柔軟に行えます。情報管理をしっかりと行うことが可能です。
4. ウェブサイトへの簡単な情報反映
簡単な設定を行うことで、自社のウェブサイト上にも最新のSDSを公開することができます。この流れはスムーズで、更新も簡単です。
5. すぐに導入可能なクラウドサービス
特別なソフトウェアのインストールは不要で、全ての操作はWEBブラウザ上で行えます。このため、IT部門の作業負担も軽減され、迅速に運用開始できます。
まとめ
新サービス「ケミカン配布管理」は、取引先へのSDSの効率的な配布を実現し、企業が法令に基づく業務を容易にこなせるようにすることを目的としています。化学物質の安全な流通と管理業務の効率化に向け、是非この新しいツールを利用してみてはいかがでしょうか。
会社概要やサービスの詳細については、ケミカンの公式ウェブサイトでご確認いただけます。サービス内容は随時更新されるため、最新情報のチェックをお忘れなく。