エンタメ業界の新スタンダード:メッセホールディングスが選出された働きがいランキングの裏側
株式会社メッセホールディングスは、エンターテイメント事業を中心に居場所事業も展開している企業です。この度、Great Place to Work(R) Institute Japan(GPTW Japan)が発表した「働きがいのある会社」の中規模部門にて、なんと第10位にランクインしました。特に注目すべきは、エンタメ業界の企業としては唯一の選出である点です。この選出の背景には、同社の組織運営の理念や社員の幸福感を重視した制度設計が影響しています。
働きがいの評価プロセスとは?
GPTW Japanによるランキングは、従業員のアンケート結果に基づいています。これは、企業の取り組みや環境がどれほど働きやすいかを数値化する手法です。683社が参加した2026年版ランキングにおいて、メッセホールディングスは中規模部門での第10位を獲得しました。働きがいを感じるためには、企業文化や環境だけでなく、社員一人ひとりが組織にどれだけ貢献できているかが重要な要素となります。
組織運営の基盤:理念の実装
メッセホールディングスは「全従業員の物心両面の幸福を実現し、人類社会の進歩発展に貢献する」という理念を掲げています。この理念は、組織運営において重視され、単に事業の拡大を図るのではなく、社員が自分らしく成長できる環境作りを優先しています。そこで特に重要なイベントが「メッセフェス」です。これにより、経営層と従業員が直接コミュニケーションを取り、会社のビジョンを共有する初めての機会が提供されます。
メッセフェスの成功事例
「メッセフェス」では、毎回約300名の社員が集まり経営陣との対話の場を設けます。このイベントを通じて、全社員が組織の未来を一緒に考え、経営陣が描くビジョンを共有することで、個々のモチベーションを高めています。実施後に行う社内の満足度調査では、100%の満足度を記録し、参加者からは「未来が見えてモチベーションが上がった」「自分の役割を広い視点で捉えられるようになった」との声が寄せられています。このイベントは、社員がお互いに共通の基準で役割を理解し、自立した行動を促す基盤となっています。
若手社員の意欲を引き出す制度設計
メッセホールディングスでは、社員一人ひとりの成長を支えるために、独自の人事制度を導入しました。多様な事業を展開する中で、役割と評価の基準は全社共通です。この制度ではキャリアの進め方を一つに限定せず、複数の選択肢が存在します。役割は大きく二つに分かれ、一方は日々の業務を支える現場管理ライン、もう一方は経営課題の解決を担う経営管理ラインです。このように、社員は自分の志向や強みに応じて目指す役割を選択できます。
組織の変革:役割の明確化と責任の拡大
等級制度の導入後、社員の仕事に対する姿勢が大きく変化しました。導入初期には不安や反発もありましたが、社員の声を聞き改善を重ねることで、制度がしっかりと根付いてきました。特に注目すべきは、早期に運営判断を担う社員が増えた点です。入社2年目の社員が責任ある役割に昇進する事例が一般化してきました。これにより、社員は売上やコストといった経営課題を自分自身の問題と捉えるようになり、主体的に提案を持ち込む文化が根付いています。
働きがいを追求する組織文化
メッセホールディングスにとって、この働きがいランキングの選出はあくまで一つの指標に過ぎません。企業の成長と共に新たな課題や責任が生まれる中で、組織運営の質は常に向上させる必要があります。社長の宮本茂氏は「働きがいは評価されるものではなく、自ら育て続けるもの」と強調し、社員の幸福を制度として支え続けることを経営の基盤にしています。未来のエンタメ業界を牽引する同社の取り組みは、他の企業にも大きな影響を与えることが期待されています。
会社概要
株式会社メッセホールディングスは、東京都港区に本社を構え、遊技事業やサウナ、コワーキングカフェ、不動産事業などを展開しています。『次世代の居場所創造』を掲げ、地域社会との共存を大切にしながら、全ての社員と顧客に価値を提供する企業を目指しています。