FA・工作機械メーカー向けウェビナーのご案内
2027年に全面施行されることが予定されている「サイバー・レジリエンス法(CRA)」に関して、FA・工作機械メーカーの皆様に向けたウェビナーを開催します。この法令は、EU域内で流通する全ての製品やソフトウェアに対して、新たなサイバーセキュリティ基準を求めるもので、製造業の在り方に大きな影響を及ぼすことが予想されます。新たな規制に対する理解を深め、迅速に対応策を講じることが求められます。
CRA法の重要性と課題
CRAは製品ライフサイクル全体にわたるセキュリティ体制の構築を要求しています。具体的には、脆弱性管理、セキュリティ更新、SBOM(Software Bill of Materials)の整備、インシデント対応など、多岐にわたる対応が必要です。これらは単なる開発部門の仕事ではなく、セキュリティ部門、品質保証部門、法務部門と連携して進める必要があります。
「いつから、どのように対応を始めれば良いのか?」という疑問に対し、弊社の専門家がわかりやすく解説し、実践的なアプローチを提案します。
セミナーの内容と特長
本ウェビナーでは、まずCRAの基本的な概要とその背景を解説します。特にFA・工作機械メーカーが直面するリスクを理解し、どのような対策が今必要なのかを明らかにします。さらに具体的な対策として、SBOMの整備や脆弱性管理に関する技術的要件についても触れ、セキュリティSaaS「FutureVuls PSIRT」を用いた実例を交えて、初期対応の進め方について具体的な手法を提示します。
また、自社製品が顧客環境内で安全に稼働し続けるために必要な、ネットワーク防御の手法や、継続的な脆弱性対策についても、多様なアプローチを紹介します。具体的には、TXOne Edgeシリーズを用いた用途別、リスクレベル別のセキュリティバンドル構成の例を示し、参加者の理解を深めます。
参加対象者
このウェビナーは、次のような方々にお勧めです:
- - CRA対応の必要性を感じているが、何から始めれば良いか悩んでいる方
- - 自社製品がCRAの対象になるかを確認したい開発・企画部門の方
- - SBOMやPSIRT体制の構築に課題を抱えるセキュリティ・品質保証の担当者
- - 製品ライフサイクル全体でのセキュリティ対策を見直したい製造業の方
- - グローバル市場に製品を展開するためにEU規制への準備を進めたい方
主催会社・協力会社
このセミナーは、岡谷エレクトロニクス株式会社、TXOne Networks Japan、合同会社テュフズードジャパン、フューチャー株式会社が主催します。また、協力として株式会社オープンソース活用研究所、マジセミ株式会社が参加しています。
今後もマジセミでは「参加者の役に立つ」ウェビナーを開催する予定です。過去のセミナー資料や他の募集中のセミナーも、ぜひご覧いただき、情報をキャッチアップしてください。詳細・参加申込については、公式ウェブサイトをご確認ください。