札幌市がとうとう実現！インプラント治療がふるさと納税に

札幌市がインプラント治療をふるさと納税の返礼品に

札幌市が全国の自治体初となるインプラント治療をふるさと納税の返礼品として採択しました。医療法人社団スマイルオフィスデンタルクリニックが提供するこの取り組みは、寄付の約33万円に対して10万円分のインプラント治療が受けられるクーポン型の返礼品です。

この新制度は、2025年12月1日から「楽天ふるさと納税」や「ふるなび」、「ANAのふるさと納税」、「JALふるさと納税」の各ポータルサイトで受付が開始されます。インプラント治療はこれまで、医療の中でも特に高度な分野とされてきましたが、この制度により、より多くの人々が医療へアクセスしやすくなることが期待されています。

歯周病リスクの高まり

日本の歯科疾患実態調査によると、15歳以上の約48%が歯周病の進行が見られ、その一因として歯の喪失が問題視されています。特に若年層でも歯周病リスクは増加傾向にあり、これは国全体で重要な課題と言えます。インプラント治療はこのようなリスクに対抗するための効果的な方法であり、咀嚼力や生活の質を改善する手段とされています。

治療は外科手術が伴うため、その安全性や結果は医療機関によって異なることがあります。しかし、当院では精密な検査を基に患者の口腔内環境と全身の状態を総合的に評価し、一貫した治療体制を整えています。このふるさと納税制度によって、より多くの人々にインプラント治療の選択肢が広がることが期待されます。

高度な技術と実績

当院のインプラントによる治療は「安全性」と「長期的な治療成績」に重きを置いています。年間1,000本以上のインプラントが埋入されており、指導医を含む専門スタッフによるチーム医療が行われています。また、一般的なインプラント治療以外にも、「オールオン4」や「ザイゴマインプラント」といった特殊な治療オプションを提供しています。

患者一人ひとりに合わせた柔軟な対応を行い、また、治療を行う歯科医師は臨床現場での実績にとどまらず、次世代の歯科医師の育成にも力を入れています。追跡調査では治療を受けた方の約98%が10年後もインプラントの生存率を維持していることが確認されております。

地域医療としての意義

理事長である越前谷澄典氏はこの取り組みについて、「治療の選択肢を広げ、経済的な理由で悩んでいる方々に一歩踏み出してもらうために始めました」とコメントしています。

このふるさと納税制度により、居住地を問わず信頼できる医療機関を選べる未来が開かれ、地域医療の質の向上にも寄与することでしょう。この新しい制度が全国に広がることで、地域医療と医療へのアクセスがより強固なものになることが期待されています。

患者は各治療法のメリットとデメリットを正しく理解した上で、最適な選択をすることができるよう、今後も丁寧な診療と情報提供を続けてまいります。

返礼品の概要

受付開始日：2025年12月1日（月）から
返礼内容：インプラント治療クーポン（10万円分）
利用可能施設：GDHインプラントオフィス札幌（札幌市中央区北2条西2丁目41）
対象治療：「インプラント」、「オールオン4」、「オールオン4 ザイゴマインプラント」など

※最終的な治療内容や総費用は事前の検査結果により決定されます。クーポンの適用範囲は10万円分ですが、必要な治療に対しては超過分が自己負担となります。

この制度が医療と地域を結びつける新しい形として広がることを期待しています。患者様にはそれぞれの治療方法の選択肢を正しく理解し、安心して納得できる治療を行っていただけるよう継続的にサポートを行います。