discoveryが大阪に登場
2021-09-08 10:00:09
障がい者雇用の新たな道を切り開く『discovery』が大阪で誕生
障がい者雇用の新たな推進組織『discovery』
近年、福祉業界における障がい者雇用の重要性が認識される中、障がい者雇用を促進するための新しいコミュニティ『discovery』が大阪で発足しました。この団体は、障がい者の就労に関心のある方々が集まり、情報共有を通じて親睦を深めながら新たな発見や雇用の機会を創出することを目的としています。
立ち上げの背景
『discovery』の設立は、福祉業界の閉鎖的な風潮を打破し、よりオープンで交流のある環境を作り出すことを狙ったものです。現在、大阪支部が設立されており、さらに南支部の発足も予定されています。将来的には全国展開も視野に入れています。現在、コロナウイルスの影響で活動は主にオンラインで行われています。
具体的な取り組み内容
『discovery』では、福祉支援事業所間の連携を深めるために、次の5つの主要な活動が行われています。
1. 障がい者雇用を促進する企業とのマッチング
障がい者を雇用する企業と福祉事業所をつなぎ、採用や雇用の促進を図る取り組みです。採用時の支援を行うことにより、制度の複雑さや進め方への不安を軽減し、採用活動の質を向上させます。
2. オンラインアウトプット会の定期開催
Zoomを使用したオンラインのアウトプット会を定期的に開催しており、参加者同士で自由に意見を交換し合いながら新たなアイデアや発見を広げる場を提供しています。
3. 企業見学会や意見交換会の実施
支援機関と企業が一堂に会する見学会と意見交換会を月に1回の頻度で開催予定です。これにより、障がい者雇用に関する情報や意見を直接伝え合う機会を設けます。
4. ウェブサイトの活用
障がい者の就労に関する情報をdiscoveryのウェブサイト上で公開し、誰でも手軽にアクセス可能な情報環境を整備します。これにより、取り組みの輪が広がることを目指します。
5. SNSによる情報共有
FacebookなどのSNSを通じて、障がい者雇用に関する情報や課題を投稿することで、日常的なコミュニケーションの場を作り出し、問題解決の一助とします。
障がい者雇用の場を創出するために
今後の目標は、障がい者が活躍できる場の創出です。その第一歩として、就労支援B型事業所との提携により、企業の情報を提供するページを制作する計画があります。障がい者の方達が実際に作成したウェブページを通じて、彼らが持つ能力を活かしながら職業体験の機会を増やしていく意向です。
『discovery』が目指す社会とは
これまで障がい者雇用を希望する企業と福祉事業所は、お互いに必要な情報を共有する場がほとんどなかったため、効率的な雇用の実現には限界がありました。『discovery』は、堅苦しい形式に捉われず、気軽に悩みを打ち明けられる場を提供することで、障がい者の雇用率を向上させることを目指しています。また、障がい者雇用未経験の企業に対してもサポートを行い、全ての人にとって働きやすい環境を整えていく所存です。
まとめ
今後の『discovery』の活動から目が離せません。障がい者雇用の分野で新たな風を吹き込むこの団体が、どのように成長していくのか、期待が高まります。公式サイトやSNSページを通じて、さらなる情報を確認してみてください。
会社情報
- 会社名
-
Neu
- 住所
- 大阪府泉佐野市高松北1丁目8番76号
- 電話番号
-
080-3302-4843